農作業中の熱中症にご注意ください

2025年6月24日

 熱中症とは、温度や湿度の高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温上昇にともない脳がダメージを受けることで中枢神経に異常が生じ、めまい、体のだるさ、ひどい時には、けいれんや意識がもうろうとするだけでなく腎臓や肝臓などの臓器に損傷が生じるなど、様々な障がいを引き起こす症状のことです。

 高温、高湿下での農作業は、熱中症を引き起こしやすいため、以下の予防のポイントを守り、十分に注意して作業を行いましょう。

熱中症予防のポイント

 1 通気性のいい服装と帽子の着用

 通気性のいい服と帽子で、直接日光を避けましょう。

 そのほかにも、冷却グッズ(保冷剤をくるんだタオルや空調服など)を活用して、体温低下に努めましょう。

 2 こまめな水分・塩分補給

 「のどが渇く前」に、こまめに水分や塩分(塩あめや梅干し、スポーツドリンクなど)を補給しましょう。

 作業時は、あらかじめ休憩時間を決め、一定時間おきに木陰などの涼しい場所で休憩しましょう。

 3 ハウスや畜舎の換気

 ハウス内等での作業時は、短時間の作業でも側窓や天窓を開放して風通しを良くしましょう。

 4 複数人での作業

 1人作業を極力避け、2人以上での作業を心がけましょう。

 1人で作業する場合は、必ず、家族や近所の人に作業場所と帰宅予定時刻を伝えましょう。

 周囲の人にも気配りをし、少しでも体調が悪そうだと感じたら、休息をとらせるようにしましょう。

 5 無理のない作業計画

 作業はなるべく熱い時間帯を避け、朝夕に集中して行うようにしましょう。

 体調が悪い時には無理をせず、できる限り作業を控えましょう。

 

※少しでも「おかしい」と感じたら、涼しい場所に避難し、医療機関に相談しましょう。

※機械作業を行う際は、タオルが機械に巻き込まないよう、タオルの端を服の中へ入れ込むなどの注意をしましょう。

 

 【チラシ】熱中症対策であなたの命を守ろう(1MB)

 

お問い合わせ

農林水産課
電話:0858-55-7802