森林環境譲与税の使途について
2020年10月16日
◎交付の目的 |
平成31年度に創設された森林環境税及び森林環境譲与税は、森林の公益的機能がより一層発揮されるよう市町村や都道府県が実施する森林整備やその促進にかかる財源です。
使用目的は、適切な森林の整備やその促進につながる取り組みを計画的かつ効果的に進める必要があり、森林整備の推進、担い手確保・人材育成、木材利用の促進、啓発普及など様々です。琴浦町にも令和元年度から森林環境譲与税が国より譲与されています。
◎使途の公表について |
森林環境譲与税の使途については、適正な使途に用いられることが担保されるように市町村及び都道府県は、インターネットの利用等により使途を公表しなければならないこととされています。
(関係法令)
〇森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律(抄)
第34条3項 市町村及び都道府県の長は、地方自治体法第二百三十三第三項の規定により決算を議会の認定に付したときは、遅延なく、森林環境譲与税の使途に関する事項について、インターネットの利用その他適切な方法により公表しなければならない。
◎琴浦町への交付額 |
・令和元年度 4,674千円
・令和2年度 9,932千円(予定)
◎琴浦町における使途 |
琴浦町においては、森林の適切な経営管理を目的とする森林経営管理推進事業への活用を見込んでおり、今年度においては意向調査の業務委託に活用しました。
◎活用事業 |
〇令和元年度
充当事業 | 内容 | 金額(千円) |
(新規)森林経営管理推進事業
|
事務経費(意向調査) |
418 |
合計 | 418 |
〇令和2年度(予定事業)
・森林経営管理推事業(意向調査、経営管理権集積計画作成、推進センター負担金)
・木造公共建築物整備事業(木製ベンチ等)
・普及啓発事業(小学校等で木育教育を実施)
◎森林環境譲与税基金積立金について |
〇令和元年度
譲与税歳入額 4,700千円ー充当額418千円=4,282千円を森林環境譲与税基金へ積立てました。