カルチャー

カルチャー

issing

皆さんはステンシルをご存じだろうか。木や紙、金属などにペイントを施すDIYの技法のひとつだ。
issing(イッシング)代表の丸山ユキさんは、その技法を布用に独自で開発。子供からお年寄りまで誰でも簡単に
楽しめるTシャツペイントを中心としたワークショップを山陰を拠点に各地で開催し、たくさんの人にものづくりの楽しさを伝えている。


手作りの喜びを感じて

もともとは、会社員として働いていたユキさん。現在の活動を始めたきっかけは、なかなか帽子を被ってくれない息子さんのために初めて帽子を手作りした経験から。手作りは苦手だったが、息子さんはその帽子しか被らないほど大喜びで、それが震えるほど嬉しかったそうだ。
そこからものづくりの楽しさに目覚めた。独学で勉強し、徐々に評判が広がるなかで今の活動に専念することを決意した。

コトウラにもっと彩を

琴浦町から賑やかさが失われていくことにさみしさを感じていたというユキさん。
この度「コトウラ3区」というボランティア団体を立ち上げたそうで、「まずは自分たちが動き出さないと。自分たちの小さな動きから、大きな流れができるといいな」と語ってくれた。
今後、琴浦町を盛り上げるための取り組みやイベントを企画していくそうだ。
ユキさんの想いが、琴浦町を色鮮やかに輝かせてくれるに違いない。