氏名 田口 友香(通称:アンドレ)
出身 大阪府大阪市生野区
移住年 2023年4月
年代 40代
家族構成 娘と2人暮らしと犬
職業 会社員(赤碕ダイハツ勤務)、革職人
琴浦暮らしをはじめるまで
1999年 京都の服飾短大に通い、服飾について学ぶ。
2001年 東京の職業養成学校の「バッククラフトマスターコース」で革製バッグづくりを3年間修行。
2004年 米子市出身の革工芸「無形文化財保持者」本池秀夫に憧れ、米子に移住。
2005年~ 大阪のバッグメーカーに就職、日々サンプル師として革バッグを作成 ※サンプル師とはバッグメーカーが商談の時に使うサンプルのバッグを作成する仕事。
2024年4月 琴浦町に移住。

なぜ、琴浦町に移住を?

完全にノリ、なんですよね(笑)米子市から琴浦町に移住をした友人がいて、その方から「琴浦町はポテンシャルが高くてマジ面白いよ」って、聞いていて。タイミング的にも娘が小学校1年生に上がるタイミングだったこともあって。行ったらなんとかなるでしょって、謎の根拠で移住をしましたね。鳥取県内では過去に米子市でも1年間暮らしていたんですけど、なんか琴浦町って面白そう!って直感的に思ったことが大きいですね.

実際に住んでから、ポテンシャルの高さは感じますか?

移住してから、確かにポテンシャルの高い町だなってわたしも思っています。元々住んでいる方からすると当たり前すぎて気づかない日常の中に、すごい大切なものがいっぱい隠れてるんですよね。農道の中にポツンとあらわれるアーチ状の橋からは山から海に抜けるステキな景色が見れたり、ひたすら下っていくだけなんですけど、ずっと海が見える小道もお気に入りです。何でもないように見えるかもしれませんが、実はそういった景色ってこの場所以外には意外とないんですよ。

琴浦町の住み心地はいかがですか?

楽しいですよ。ただ、海側に近いところに住んでいるので、風の強さにはいつも驚きますね。日によっては関西で言うと台風レベルなんじゃないかって思うくらいの強風が吹いていることもあったりします(笑)地域の方々も色々気にしてくださって、本当に優しいですね。移住したばかりの頃、娘は「(鳥取の方言が強くて)周りのみんなが何言ってるか分からんー!」って言ってましたけど、娘の方が環境に慣れるのが早くて、すっかり最近は方言を使いこなしています。

お休みの日は何をしていますか?

普段は赤碕ダイハツで受付業務をおこなう傍ら、『カワマルタ』名義でアパレル企画販売、『アンドレ』名義でアーティストやオリンピック選手などのオーダーメイドバックなどの製作活動もしているんです。兵庫県川西市にも家があるので、琴浦との二拠点生活をしていて。オーダーメイドのバックなどを製作するのに必要な仕事道具はまだ川西にあるので、休日は娘と愛犬と一緒に、川西に戻っていることが多いですね。

町内でお気に入りの場所はありますか?

伯耆の大シイっていう、巨木がある場所が好きです。その奥に神社もあって、手を洗って清めてから参拝するんですけど、その蛇口のところに獅子の置物がいたりして。ほどよいジブリ感とドラクエ感、ピクサー感、ネバーエンディング・ストーリー感があるような…素晴らしい場所でした。色々な場所を地域の方に紹介してもらったり、連れて行ってもらいましたけど、個人的にはそこが1番よかったですね。

今、田口さんが主催で進めている町内イベントがあるのだとか!

6月23日(日)に気球イベントを開催するんです。赤碕運動公園のグラウンドから2台の気球を飛ばそうと思っていて、あそこからなら綺麗な海が一望できるんじゃないかなって。当日はもちろん、小さなお子さんから大人まで気球に乗ることもできますよ!気球イベントの楽しいポイントって、乗って景色を眺めることも良いんですけど、みんなで協力しながら気球を作り上げていく工程がさらに楽しいんですよね。気球自体は業者が用意してくれるんですけど、全ての準備をお願いするわけではなくて。気球を広げて、バーナーで風を送りながら膨らまして、上にあげてっていうのを自分たちでやっていくんです。そういった作る工程の方が乗ることよりもわたしはすごい好きで。当日にお手伝いしてくれるスタッフも募集するので、準備する段階から一緒に楽しんでもらいたいなと思います。

▼田口さんが主宰する「気球フェスin惑星コトウラ」

これから琴浦町に移住を検討されている方に一言!

いい町なので、楽しい人がいっぱい来てくれたらいいなって思っています。老若男女関係無く。グルメなら、やっぱり日本海の海鮮はおいしいですしね!