カルチャー

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jifukel 店主 河津 優平さん

日本一周をしながらカメラマンとして活動した後、2023年8月からカフェを開店。現在はコーヒーのみ提供している。


昨年鳴り石の浜に新しくオープンしたカフェ「jifukel(ジフケル)」をご存知だろうか。
自家焙煎の豆を使用したコーヒーとともに癒やしの空間を手がけるのは、オーナーの河津優平さんだ。

ありのままを感じられる空間を

県外の大学を卒業後、カメラマンとして活動していた河津さん。
鳥取の自然が大好きだということもあり、県内でお店を経営したいと考えていた頃、テナントの窓から見える景色に一目惚れし、この場所でお店を構えることを決断した。

コーヒースタンドを始めた理由を伺うと、「自分のテーマである水と循環を伝えるためにコーヒーが最適なんです」と河津さん。
コーヒーには自然と深く関わっている部分と人の手が加わる部分があり、ひとつのストーリーとして人に受け取ってもらいやすいのだとか。

「気持ちのこもったコーヒーを飲み、無垢な気持ちでありのままを感じてもらえる空間を作りたい」。そう河津さんは語る。

jifukelのコーヒー
jifukelでは4種類の豆を取り扱っている。

自分に耽る場所を作る

店名のjifukelは「自分に耽る」という造語から名付けられたものだ。
河津さんの「自然を共有し、1人でもゆっくりできる場所を作りたい」という思いがこもっている。

「この場所が来てくれた方にとって、穏やかな場所であり続ければいいなと思います」。
そう語る河津さんの思いが詰まったお店は、今日も海風とともに香ばしいコーヒーの香りが漂っている。

jifukel店内
アートに触れるきっかけ作りの場所として、コラボイベントも行っている。

 


jifukel
住所)琴浦町赤碕1053-1
営業日)水曜日〜日曜日11:00〜18:00
Instagram)https://www.instagram.com/jifukel.coffee/