クリエイティブ

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安藤 清子さん
浅草に生まれ、静岡県三島市で生活を送っていたが、お墓参りをきっかけに鳥取県へ移住。現在はデコパージュ教室を開いており、町内外から生徒が集まっている。

16世紀に日本の漆器に憧れたイタリアの家具職人が始め、18世紀にはマリーアントワネットも楽しんだ手工芸「デコパージュ」。安藤清子さん(八橋)はそんなデコパージュの手法を町内で教えている。今ではその評判が口コミで広まり、町外からも参加者が集まるほどだ。
デコパージュとの出合いは突然だった。東京で生活していた頃、デパートに飾られたデコパージュの繊細な手法に衝撃を受けた。なかなか学ぶ機会もなかったが、ご主人の転勤先でデコパージュの教室があることを知り、本格的に取り組み始めた。

9年前、義父の出身地だったことが縁で琴浦町へ移住した。当時は趣味の範囲で楽しんでいたデコパージュだったが、友人へのプレゼントがきっかけで周りから「ぜひ教えて欲しい」と熱い要望があり、自身の教室を開業。多くに生徒に囲まれながらその手法を伝えている。

琴浦の風景にプラスした作品を
「琴浦町は風景が良く色使いの勉強になります。この風景に何かプラスした作品を作りたいです」と今後の展望を教えてくれた安藤さん。プラスしたい「何か」はまだ見つかっていない。新しい琴浦色の作品が生まれる日も、そう遠くないかもしれない。