【お詫び】琴浦町ふるさと納税返礼品における地場産品基準不適合事案について
このたび、琴浦町のふるさと納税返礼品において、魚介類の一部に区域外で水揚げされたものが混在していた事案が判明しました。
ふるさと納税を通じて琴浦町を応援していただいた皆様のご期待を損ねる結果となりましたことを心よりお詫び申し上げます。
概要
令和元年度から令和7年度にかけて、返礼品提供事業者が提供する鮮魚、干物、岩ガキ、サザエ、甘エビ、モサエビの一部において、境港や賀露港など琴浦町外で水揚げされたものが含まれていることが確認されました。
本件は、令和7年7月15日の自主点検により発覚したものであり、翌日16日から対象の返礼品18点の寄附受付を停止しております。
原因
本事案の原因は、返礼品の新規認定(更新)時の審査における事業者への産地確認と情報発信が不十分であったことによるものです 。特に、地場産品基準第1号(区域内生産)と第3号(区域内加工・製造)の明確な区別などといった返礼品に関するルールについて、事業者への周知徹底が不足していました。
今後の対応
このような事態が再び発生しないよう、以下の再発防止策を講じてまいります。
●審査体制の強化
必要に応じて、産地証明書や仕入伝票等の提出を要請し、製造現場や保管場所の現地確認を実施します 。
●定期的な点検の実施
返礼品の内容に変更がないことを確認するため、返礼品の基準適合性について定期的な点検を実施します 。
●返礼品提供事業者との連携強化
地場産品基準等の返礼品ルールを周知するため、ホームページに事業者専用ページを新設し、正確な情報発信を行います 。
返礼品提供事業者の制度理解を深めるため、勉強会の開催回数を年2回に増やし、詳細な情報提供を行います 。
●情報収集と知識の向上
国・県からの通知だけでなく、研修会等への積極的な参加を通して情報収集に努め、制度内容の熟知を図ります 。
ご寄附いただいた皆様のご期待に沿えるよう、信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります。
参考資料
本事案に関する詳細につきましては、以下の総務省への報告書をご参照ください。