【琴浦町文化財紹介】以西おどり~小泉八雲を魅了した踊り~
2025年7月3日
以西おどりは、琴浦町の以西地区でおよそ200年前から踊られていたと考えられている盆踊りです。
同町古布庄地区で踊られていた三本杉盆踊りが、移住した人々により、以西に伝わり、以西おどりになったと考えられています。
以西おどりの特徴は、手の振りと足の運び(ステップ)にあり、豪快な男踊りとしなやかな女踊りがあります。
一度覚えると時間を忘れて踊り続ける魅力があるとされ、隣町の大山町中山などにも伝わりました。
明治23(1890)年に小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が大山町逢坂で見て、今と昔、そして自然との結びつきを感じ、魅了された盆踊りも以西おどりであったと言われています。
その以西おどりが7月12日開催の「いさい懐まつり」で披露されます。まもなく小泉八雲とその妻セツのドラマが放送される予定ですが、この機会に小泉八雲が感動した盆踊りをぜひご覧ください。
【いさい懐まつり開催案内リンク】

以西おどり