年末を迎え
2021年12月20日
今年も残りわずかとなったが、年末の最大課題は18歳以下への10万円相当の給付に関すること、最終的に国から3方式が示されることとなり、本町は10万円一括年内給付と決めた。
この間一か月、国は当初現金5万円と5万円相当のクーポン券を原則としていたが、国会で議論されるなか追加して、5万円の2回給付や年内10万円一括給付を容認する通知が町に対して、12月15日に到着した。
当初の目的は、コロナ禍での経済対策として、18歳以下の子どもを対象に5万円現金給付して、来春には子育て関連の商品やサービスに使えるクーポンを配り、春の卒業・入学シーズンに消費喚起する狙いがあった。
通知到着後の問題は、速やかに子育て世帯に届けるため「可能な限り年内給付」を求め、最終判断は自治体に求める姿勢であった。
本来、国の事業であり事業目的、方法は国が主体的に決めるべきであるが、自治体によって差がつくような、事業責任を自治体に求める姿勢は理解しがたい。
本町では商品券の販売実勢もあり、地域内経済循環を標榜することから、当初のクーポン券対応を方針としていたが、早期の経済効果を求めれば、年内一括給付が年の瀬に有効と考え変更した。職員には急なことで苦労を掛けることになったが、町民の喜ばれる仕事として、あえて変更を求めたところである。
いずれにしても22日には給付できることから、子どもたちにクリスマスプレゼント、お年玉と有効に使っていただくことをお願いして、
年末を迎えたいと思います。
よいお年をお迎えください。
琴浦町長 小松弘明