コロナ禍

2021年9月27日

コロナの対応・収束

 

 現在、国内は第5波が減少傾向にあるものの、ワクチン接種推進と治療薬が開発されるまで、予断を許さない状況です。町は現在まで多くの方々の協力のもとコロナ対策を進めてきましたが、今回は琴浦町の自慢対策を紹介します。

 

〇 感染拡大防止
 感染拡大を防止するため、必要な消毒薬、体温測定装置等を整備し、小・中学校を含め公共施設での拡大予防に取組みました。特にワクチン接種は、集団免疫を獲得する最大の防御であることから、今年2月には模擬演習を実施、接種時の問題点を洗い出し、4月には県下で一早く介護施設から接種を開始しました。
 9月23日現在で、接種可能人数に対して1回目終了80.8%、2回目終了74.5%となり、現在、接種率の伸びが小さい、中学生高校生の接種促進を進めているところです。

 

〇 経済対策
 コロナ禍の悪影響として多くの方が懸念されている項目は、経済の疲弊にあり、感染拡大当初は飲食、宿泊、観光業に影響が大きいと言われていました。
 昨年4月下旬に、国民一人当たり10万円を特別定額給付金を配分することを、国は決定しましたが、システム上問題で早急の対応ができない状況が発生しました。琴浦町はシステムに頼ることなく、4月下旬には郵送で住民に申込書を送付し、5月中旬から口座振り込みを始め、6月中には総額約17億円を町内に配布できました。これは職員の書類確認、投函作業による人的労力の結果であり、早急に郵送していただいた郵便局員の方々と共に感謝申し上げます。

 また、町内商工業者の売り上げを支援するため、令和3年度を含めて3億8千万円の商品券をお買い上げいただき、町内のお店で利用いただきました。約6百社がある我町で地域内経済循環(地元商店に支援金を還元)を実行できたことは、今後進める地域活性の一歩と考えています。


 紹介したコロナ対策はほんの一部ですが、早期のコロナ禍の収束を願うとともに、今後とも健康で安全な町を引き続いて目指していきたいと思います。


                                                             琴浦町長 小松弘明