故郷テレワークの取組

2020年9月28日

 

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( 本庁舎内の展示テントオフィス )

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、従来の働き方の変化が急速に求められるようになり、在宅勤務、テレワーク等と新しい日常が始まっています。琴浦町でも昨年11月に発足した「ワーケーション自治体協議会」に参加し、従来の職場環境とは異なる新しい働き方を検討し始めたところです。

 ワーケーションとは「ワーク(働く)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語ですが、東京一極集中の是正や人口減少対策として注目されています。本町でも従来開催している熱中小学校を窓口として、大手企業やIT関連企業の中堅社員の研修プログラムとして、関係人口の増加、副業、兼業の促進を目指して取り組もうとしています。

  なかでも町内にある「一向平キャンプ場」の指定管理移行にともない、Wi-Fi環境を整備することでテントの中でも都会を離れて、自然の中で仕事をするキャンプオフィスが実現できるようになりました。この取り組みは環境省から国立公園内でテレワークが出来る場所として紹介されています。合わせて役場本庁舎ロビにテントオフィスを展示して、多くの方に実感していただく事にも取り組んでいます。時間あれば是非体験していただきたいと思います。


コロナ禍での新しい日常の対応として、実践していくものですが、都会で暮らしている方が故郷又は第2の故郷として我が町で仕事を持ち込んで関係人口として滞在していただきたいと思います。「田舎には仕事がないではなく、仕事を持ち込んで田舎を楽しむ。」と考えることは如何でしょうか。

 

琴浦町長 小 松 弘 明