琴浦町誕生15周年記念式典
琴浦町は今年誕生15周年。町民、関係者の皆様への感謝を込めて9月1日に生涯学習センターで記念式典を行いました。
最初に赤沢亮正(あかざわ りょうせい)衆議院議員から、今後の琴浦町の更なる発展を祈念する温かいご祝辞をいただきました。
続いてオープニングではマリンバ演奏をおこないました。奏者はマリンバが山内菜央(やまうち なお)さん〔琴浦町〕、ピアノが岸本聖華(きしもと せいか)さん〔倉吉市〕。「ふるさと」を含む4曲を披露されました。時に優しく、そして時に激しく響くマリンバ・ピアノの音色に参列者は心酔しました。
町長式辞。町民のみなさまを始めとした関係者の皆様へ、これまでの協力などへのお礼を、そして持続可能なまちづくりに向けての決意表明を述べました。そして「町のお宝」を見つけ出す重要性などについて話しました。
小椋正和(おぐら まさかず)町議会議長のご挨拶。人口減少社会への対応、持続可能なまちづくりへの取組の重要性などを述べられました。
そして琴浦町誕生からこれまでの感謝を込めて、山下一郎(やました いちろう)前町長をはじめ4名の方に感謝状と記念品が贈られました。
式典終了後には記念行事「書道パフォーマンス」を行いました。
山田美鈴(やまだ みすず)さん〔琴浦町〕による、流麗で繊細ながらも大胆で力強い動きから繰り出される書に参列者は魅せられました。完成した書を高く掲げた際には会場が割れんばかりの拍手が起こりました。
この書のテーマは「愛」。
いにしへの 土の香(にほ)ひに
潮音(しほね)わく
うからの風を とこしへに
愛
祝 琴浦町誕生十五周年
令和元年 初秋 美鈴
と書かれています。
白鳳の昔から文化が栄え、自然に恵まれた歴史と文化のまち琴浦町で、家族と地域の皆様の営みが、愛をもって永遠でありますようにとの願い、また、持続可能なまちづくりに向けて、これからも取り組みを続けていくという町の決意、そして「ふるさとは母である」との言葉を遺された、琴浦町福永出身の実業家、故平岩國造(ひらいわ くにぞう)氏を始めとした先人の皆様への感謝の気持ちが込められた作品となっています。
パフォーマンス終了後は記念撮影。参列者の皆様の素敵な笑顔で締めくくり。式典の日程を無事終了しました。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
書道パフォーマンス作品は、役場本庁舎ロビーで見ることができます。ワード・エクセルでは表せないリアルな筆だからこその作品をぜひ一度ご覧ください。