令和に向けて「日々新」

2019年5月8日

 

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  4月に八橋地区で意見交換会を開催し、町の財政状況に合わせて新年度の新事業の取組や直面している問題をお話しさせていただきました。30名弱の参加でしたが、私から「要求充足型行政」から「自立支援型行政」へ転換するお話をする中で、いろいろな意見が出ました。 

 

なかでも、「従来の既得権をなくすることは難しい。」との意見があり、避けては通れないテーマとした発言で、本会の印象に残るものでした。この問題にどのように望んでいくのか問われましたが、明快な答えは出来ませんでしたが、次のように考えています。

  町民の方にはそれぞれの事情があり、それぞれの考え方があることから、すべてが正解であるが、町全体で考えたときにそのことが、多くの町民にとって正解であるかは別問題であると思います。今回説明した新規事業で「事業レビュー(評価)」のお話をしましたが、多くの町民の意見を聴きながら、その方向性を見つけていく方策で臨みたいと考えています。物事にはプラス・マイナスそれぞれの面があり、多くの町民の方にご理解いただける方向性を模索することが、重要であり「陰陽を和して元をなす。」という姿勢で臨みたいと思います。5月から「令和」の新時代が始まり、新たな気持ちで取り組んでいきたいと考えます。