新春を迎えて

2019年1月9日

 

                           

  あけましておめでとうございます。町民の皆様におかれましては、新春をいかがお迎えだったでしょうか。

  この一年皆様にとって、良い一年でありますことをお祈り申し上げます。

 

  さて、今年は元号も新しくなります。まさに新しい年が始まり、町政も本格的にスタートする年に当たります。私は町政を町民本位とするために、まず3月に公共施設における事業レビュー(評価)を実施することを考えております。これは無作為抽出の方法により町民の方にご案内し、公共施設の評価に町民の皆様に参加していただき、政に関心を向けていただく、新たな取り組みと考えております。

  今後、人口が減少していくなかで、町の運営をしていくには行政だけでは十分に機能していくことが困難となと考えます。また、高齢化の進む地域では、自治運営が困難となり、地域力の低下も懸念されます。

 このようななか、行政は地域力再生を目標として自立支援型行政に大きく舵を切っていく必要が出てまいりました。いずれにしましても今後、人口減少、高齢化は避けて通れない問題であり、地域力を向上させ『住んで楽しいまち!』にしていくためには町民の方々の知恵と汗が必要となってまいります。

  事業レビュー(評価)は、町が直面している問題を提示し、一緒に「自分ごと」として考え、知恵を出して頂くことが必要となります。

 今年はまさに新たな琴浦町を開始するため、町民の皆様の協力を頂く年と考え、ご協力いただきますようお願い申し上げて、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

                                   琴浦町長 小松弘明

 

  町民有志の方による門松(役場本庁舎)