平成30年度 第一四半期(4月~6月)を終えて

2018年7月4日

 琴浦町では、四半期ごとに職員に向けて町長から訓示をするように

なっており、この度、7月2日にお話をしたことを記述します。

 

 今年度の取り組み方針

  1 よく観察すること

  2 自分自身で考えること

  3 行動すること

 

 先ず始めに町政を担うにあたり、人材育成を公約の柱の一つとしま

したが、武田信玄は「人は城、人は石垣、人は堀」と言っていますが、

行政を進めるうえで次のことに注意してほしい。役所の最終目標は町

民福祉の向上であるが、地域の活性化を図るために次のことを基本的

に行動し、考えてもらいたい。このことは職員自身の人材育成に繋が

ると考えることからの発想です。

 

  1 よく観察すること

    住民の困りごとは何かをよく観察することは重要であり、住

   民の立場に立って、目を凝らしてみることは第一歩である。困

   りごとばかりでなく、町内にどんなお宝があるのかも、よく観

   察することも合わせてお願いしたい。

    これは、地域振興するうえで武器となるものをお宝と称して、

   素材を見つけることで、他の地域になく、自慢できるものをさ

   がすことである。常に見慣れているものの中にお宝があり、意

   識してみることで新たな発見に繋がると考えます。

 

  2 自分自身で考えること

    困りごとやお宝を見つけたら、問題解決の手法や玉磨きの方

   法自分事としてとらえながら、アンテナを高くして情報収集を

   図り、解決方法を見つけ出すことを期待します。

    余談ですが、問題解決にあたり、手書きで紙とペンを使うこ

   とは、大脳の前頭葉を刺激して、斬新な考えが出るきっかけに

   なるようです。

 

  3 行動すること

    考えがまとまったら最後は、行動することを求めたいと思い

   ます。この開始時点で百点満点を求めず、成功率が60%程度

   のぞめる解決方法であれば、実践に移り行動すべきと考えます。

   考えることは必要ですが、時を逃しては折角の妙案の無意味に

   なってしまうことから、時を逃さず果敢に挑戦すべきと考えま

   す。「理論より実践」と言われ、思考停止することなく、実践

   することで、次の高い位置を得ることができると思います。

 

   躊躇することなく、失敗を恐れることなく、行動することは重

  要と考え、最終目標を定めれば、その過程で道は開けると思いま

  す。

 

   職員の皆さん、「切磋琢磨」しながら一緒に頑張りましょう。