「ATMで手続きをして還付金を受け取ることができます」という電話は詐欺です!

2019年7月1日

 最近、職員を名乗る者が、還付金名目で町民宅に電話し、偽りのATM操作をさせてお金をだまし取る詐欺(還付金詐欺)が多発しています。実家のご両親など身近な方に注意喚起をお願いします。年金支給日である15日の前後は増加する傾向がありますので、特に注意が必要です。

 

注意すべきこと

  1. 還付事務を行うにあたり、職員が訪問して還付の手続きをすることや、金融機関のキャッシュコーナーで機械(ATM)を操作していただくことはありません。
  2. 還付にあたって手数料をいただくことはありません。 
  3. フリーダイヤルや携帯電話の番号あてに、返信をお願いすることはありません。
  4.  この電話はあやしいかもしれないなと思ったら、遠慮せず警察に相談しましょう。

 

ワンポイント防犯講座

役場での還付方法

現在、琴浦町では「医療費」、「国民健康保険税」、「町民税」等の還付金がある場合、あらかじめ通知を郵送し、その後町民の方に書面で指定された口座に還付金を振り込む方法をとっています。

警視庁によると、この通知が届いたところに還付金詐欺の電話がかかってきたためにだまされるケースが増えているそうです。本町では、町民の方にATMを操作させて、還付することは決してありません。

 

「社会保険庁」という機関はありません

「医療費の過払い分があります。社会保険庁(社会保険事務所)へ電話してください。」
 →これは詐欺です!

現在、「社会保険庁」及び「社会保険事務所」という機関はありません(平成22年1月からそれぞれ、「日本年金機構」、「年金事務所」に改組) 。また、各年金事務所では高額療養費(高額医療費)の還付手続きはできません。

 

犯人がよく使う手口

犯人が使う最近の代表的な手口をご紹介します。手口は日々変化していますが、「ATMで還付します」というキーワードがあれば、詐欺です。

 

その1

還付金サギ.jpg

「昨年分の医療費の返還があります。通知を送りましたが、まだ返事が届いていません。返還手続きの期限は本日までとなっていますので、急いで手続きをする必要があります。ATMで還付金を受け取ることができますので、すぐに携帯電話を持ってATMに行ってください。」といった電話で被害者をATMに誘い出し、偽りのATM操作を教えて誘導し、お金をだまし取ります。


 


その2

 

ATM.jpg

「過去5年間の累積医療費の返還があるため書類を送りましたが、届いていますか。届いていなければ社会保険事務所に電話をしてください。番号はフリーダイヤルで0120-・・・です。」といったものです。

言われたとおりの番号に電話すると、すこやか健康課や社会保険事務所等を名乗る者が「返還手続きの期限は本日までとなっていますので、急いで手続きをする必要があります。書類が届いていなければATMで還付金を受け取ることができますので、すぐに携帯電話を持ってATMに行ってください。」という電話で被害者をATMに誘い出し、偽りのATM操作を教えて誘導し、お金をだまし取ります。


 


 

 

お問い合わせ

すこやか健康課
保険係
電話:0858-52-1707
ファクシミリ:0858-49-0000