国保特定健康診査
○国保特定健康診査を受けましょう |
私たちの健康を脅かす、脳卒中や糖尿病などの生活習慣病は自覚症状がなく進行することが多く、その発症は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が大きく関与しているといわれています。
このため、異常の発見や症状の重症化予防のためには毎年の健診が欠かせません。 『病気になる前にまず予防!』を実践するために健診を受けましょう。
【メタボリックシンドロームって?】
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満の人が、高血糖・高血圧・脂質異常といった生活習慣病の危険因子を持ち合わせた状態のことです。
日々の生活習慣の積み重ねによって進行しますが、自覚症状がないため重症化するまで気づかないことが多く、放置しておくと糖尿病や高血圧症などにかかる危険性が高まり、動脈硬化などを引き起こすこともあるため日ごろから注意が必要です。
・メタボリックシンドロームの判断基準
腹囲 | 男性の場合85cm以上、女性の場合で90cm以上 | |
かつ、次の項目のうち2つ以上の項目に該当 | ||
高血糖 | 空腹時血糖値または随時血糖値110mg/dl以上 | |
高血圧 | 収縮期血圧130mmHg以上か拡張期血圧85mmHg以上 | |
脂質異常 | 中性脂肪150mg/dl以上かHDLコレステロール40mg/dl未満 |
○国保特定健康診査の受診対象者 |
メタボリックシンドロームの予防、生活習慣病の早期発見・重症化予防を重点とした健診です。
受診が義務付けられていますので、毎年受診しましょう。
対象者 | 実施年度の4月1日現在で鳥取県国民健康保険(琴浦町)の被保険者であり、実施年度内に40歳~75歳に到達する人。 年度内に75歳に到達する人は、誕生日までは国保特定健康診査の対象となります。 (75歳に到達した後は、後期高齢者健診の対象者です) |
検査項目 | 【受診者全員に実施する検査】 問診、身体計測、血圧測定、検尿(尿糖、尿蛋白)、血中脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール) 空腹時血糖検査またはHbA1c、肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP)、貧血検査、診察 【医師が必要とした場合に実施する検査】 心電図、眼底検査 特定健診のおもな検査項目と健診判定値(検査結果からわかること).pdf(91KB) |
健診費用 | 40歳~69歳:1,000円 70歳~74歳:500円 |
その他 | 受診の際には、町から交付される国保特定健康診査受診券と国保被保険者証が必要です。 |
○国保特定健康診査の受診後は |
国保特定健康診査を受診した後に、役場または医療機関から健診結果を通知します。
(集団健診で受診された方:役場から結果を通知します。 医療機関で受診された方:医療機関から結果が通知されます。)
また、町保健師による健康相談を随時受付しています。役場すこやか健康課(電話:0858-52-1705)までお問合わせください。
特定健康診査を受診された方のうち健診の結果、生活習慣の改善の必要があると判断された人は、町の保健師や栄養士から特定保健指導を受けることができます。
特定保健指導の対象者となったら、役場から連絡を行いますので積極的に保健指導を受けてメタボリックシンドロームの改善を図りましょう。
○国保特定健康診査の申込み・受診方法 |
国保特定健康診査の申込み・受診方法はこちらをご参照ください。