ストリートカルチャーとタコス


グルメ
Maize TOTO(マイス トト) 店主 市田 大実さん
琴浦町出身。テイクアウトをメインにタコスやブリトーなどを販売している。キッチンカーで町内のイベントにも出店している。
食欲をそそるお肉とスパイスの香りに誘われて訪ねたのは、赤碕駅の線路沿いに佇むカラフルな小屋が目印、県内では珍しい本格派タコススタンドの「Maize TOTO」だ。
こだわりが詰まったここだけの味
店主を務めるのは市田大実さん。倉吉のチャレンジショップ出店を経て昨年オープンしたお店には、インドから取り寄せたスパイスや県内産の食材など、素材にこだわったメニューが並んでいる。日本人にも食べやすいよう改良を重ねたタコスは、一度食べたら忘れられないと町外からのお客様も多い。
市田さんがタコスに目を付けたきっかけ、それは「ストリートカルチャー」だった。
↑お店のメインメニュー「タコス」。 食べやすいスパイス感が癖になる。挽肉には東伯牛も含まれている。
ストリートカルチャーとタコス
当時小学生だった市田さんは、とある海外ラッパーに感銘を受けた。そのラッパーのミュージックビデオには「ファッション」や「スケートボード」などのストリートカルチャーが満ちており、その中に「タコス」があった。飲食に興味があった市田さんは、ストリートカルチャーの「食」に没頭していった。
「この店には、ストリートカルチャー好きの20代が集まってくるんです」と嬉しそうに話す市田さん。少年時代は近所のお兄ちゃんたちにカルチャーを教えてもらっていたという。そんな市田さんが作り出す食は、文化を次の世代に繋ぐきっかけとなっている。
↑琴浦グランサーモン使用の「バケットサンドイッチ」。 自家燻製の大ぶりサーモンが贅沢にサンドされている。
Maize TOTO
住所)琴浦町赤碕746-6
営業日)月火木日:11:00〜18:00、金土:(昼)11:00〜15:00、(夜)18:00〜22:00
※定休日:水曜日、その他不定休(イベント出店などでお休みすることがあります)
Instagram)https://www.instagram.com/maize_toto/