琴浦町図書館では、平成１３年度から赤ちゃんと絵本の出会いをつくるブックスタート事業を始めました。
　図書館職員とボランティアが６カ月健診の会場に出向き、保護者の方には図書館職員がブックスタートの趣旨を説明し、ブックスタートパックを手渡しします。パックは、絵本袋の中に２冊の絵本と読み聞かせについてのパンフレット、おすすめ絵本のリストや子育て支援に関するチラシなどを入れたものです。
　赤ちゃんには、ボランティアが絵本の読み聞かせを行います。読み聞かせを聞いている赤ちゃんが手足を動かしたり、嬉しそうにしている様子を保護者の方にも見ていただきます。
　ブックスタートのフォロー事業として、３歳児健診でも絵本の読み聞かせをした後、絵本を１冊プレゼントしています。
　また館内では乳幼児向けに『あかちゃん絵本コーナー』を設置していますし、毎週土曜日にはおはなし会を開催しています。
　ブックスタートは、赤ちゃんとその保護者を対象にしていますが、子どもの健全な成長のためには地域の大人の理解と協力が不可欠です。ぜひ、ブックスタートに関心を持って頂ければと思います。