カルチャー

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コラソンリーサ鳥取

2020年に発足した、琴浦町初の中学生サッカークラブ「コラソンリーサ鳥取」。町内のみならず県内各地から選手が集まるクラブチームとして、ひそかに注目されている。


プレイヤーから指導者へ

代表兼監督を務めるのは、岩見進一郎さん。幼少期からサッカー一筋で長年プレイヤーとしてサッカーに打ち込んだ岩見さんだが、県外の高校でプレーする中でチームメイトとのレベルの差を痛感。もっと早い時期から専門的なことを教わることの大切さを感じ、「いつか指導者として地元でサッカーチームを持ちたい」と考えるようになった。その志どおり、大学時代には指導者資格を取得。地元に戻り、自ら声をかけて選手を集め、一からチームを立ち上げた。

コトウラから広がるサッカーの輪

岩見さんのチーム作りの強みは、スタッフと連携した「きめ細やかな指導」だそう。「正解かどうかは分からないけど、10人中10人が納得する形で伝えたい」と語る岩見さん。選手の個性に合ったベストな形での成長をサポートするべく、日々試行錯誤している。岩見さんが目指すのは、「50年続くクラブ」チーム。設立から3年目を迎えた今、着実に地元からの支持を得てコラソンリーサは躍進を遂げている。今後、琴浦から広がるサッカーの輪にぜひご注目!