グルメ

グルメ

桶谷醤油合名会社
桶谷 充さん
明治38年から続く、老舗醤油屋の4代目。理想を追求した醤油は、永きにわたり県内外で愛されている。


食卓で見ない日はないといっても過言ではない調味料「しょうゆ」。日本全国で1000以上の蔵があると言われており、地域特性や独自の製法を活かした個性的な醤油造りが行われている。

広く永く愛される醤油づくり
「―旧道沿いの活気を取り戻したい」。そんな想いで漁師町赤碕にお店を構える醤油蔵がある。桶谷醤油合名会社。116年続き、地元赤碕で愛される老舗の醤油屋だ。

桶谷醤油の特徴は何といってもその「色」。4代目蔵元の充さんが「料理の素材の色を邪魔したくない」ととことんこだわった醤油は、驚くほど透き通り、ボトルを眺めると、まるでステンドグラスのように光と醤油の濃淡に魅せられてしまう。

その質の良さは、「いろんなしょうゆを使ってきたけど、桶谷さんの造るしょうゆが1番綺麗な色になる」とラーメン屋の店主が口を揃えるほどだ。

理想の醤油を追い求めて
卵かけごはんにしょうゆをかけると茶色く濁ることが許せなかった充さん。卵本来の色を邪魔しないようにと、桶谷醤油の強みを活かしながら試行錯誤した。黄金色が透き通る、たまごかけごはん専用のしょうゆを開発し、「きれいな」たまごかけごはんを実現したのだ。

食材が持つ本来の色を桶谷さんのこだわりが、際立たせていく。


桶谷醤油合名会社
住所)琴浦町赤碕1679
営業)9:00〜17:30(不定休)
Web)https://r.goope.jp/okeshou