グルメ

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西永 智行さん
地域の活性化に役立ちたいとの想いから元祖ナポリタンを再現し、鳴り石カフェにて提供している。

日本で生まれたパスタ料理の元祖ともいえるナポリタン。その考案者が琴浦町出身なのはご存じだろうか。横浜のホテルニューグランドで2代目総料理長を務め、「ナポリタン」を考案した入江茂忠氏の出身地が、なんと琴浦町なのだ。ホテルニューグランドでは、今も当時のレシピが受け継がれ、定番メニューとして老若男女に人気の一品となっている。そんな「元祖ナポリタン」が町内でもいただくことができる。

琴浦町山川出身の西永智行さんはホテルニューグランドからレシピを受け継ぎ、毎週日曜日に鳴り石カフェで振る舞っている料理人だ。地元になにか貢献したいと考えていた頃、イベントで「ナポリタンを作ってみないか」と声をかけられ即決。できる限り町内産の食材を使用し、基本レシピには忠実に、最後の仕上げは自分の舌で、を心がけながら腕を振るっている。

めざすはコトウラ味の絶品ナポリタン
「作るなと言われ続けるまでナポリタンを作り続けたいと思います(笑)将来的には全て琴浦町の食材を使って、もっと美味しくしたいです」と抱負を語ってくれた西永さん。日曜の昼下がり、喫茶店の味とは少し違ったナポリタンを楽しむのはいかがだろうか?