広報ことうら12月
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私たちが取材しました 個性豊かな味わいで近年人気を博す「クラフトビール」。そんなクラフトビール造りに先代が経営していた飲料水の製造工場を改装して作った居酒屋を営む傍ら、大好きなビール造りを始めた。「琴浦の産品を使用したビールを販売し、地元食材の消費拡大や地産地消につなげたい」との想いでベースとなる琴浦の水に脱脂粉乳が加わってできたもので、口にすると、乳製品特有のまろやかで優しい味わいが広がる。また、苦みが少なく、すっきりとして飲みやすいのが特徴だ。 お店が休みのたびに岡山の工場に出向いて研修を受け、ビール造りのいろはを学んだ嶋崎さん。一つのビールが完成するまでには、想像以上に多くの工程を要するという。原材料の配分や火入れの仕方、使用器具の洗浄や味の確認など、何一つとして手を抜いて良い工程はない。失敗を重ねる中で改善点を見つけては試す。その繰り返しの末、「白」が誕生した。嶋崎さんによると、「ビールは日増しに熟成していき、毎日味が変わっていく」そうで、お店の常連さんの中には、その繊細な味の変化を楽しむ人もいるほど。 現在は「酒房銀」の店内で楽しむことができる嶋崎さんのビール。今後は瓶ビールでの販売や県内外での販売も視野に、より多くの人に広めていきたいと思案中。 集まりが増える季節の到来。「琴浦発のクラフトビール」とともに、より楽しいひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。「かもめ」(写真左)はノーマルタイプ、「つむぐ」(写真右)は町内産の桑の葉を使用したビール。ラベルのデザインは、3種並べると琴浦町から見える大山の風景が浮かび上がる仕様。〒689-2303琴浦町徳万694-10TEL:0858-53-0618しゅぼうぎん麦 ば3くそ種酒しゅの のびビ白一ゃくー」つルとがをい「開うと徳く発名万まんしの尻じたりビ日ひ。ー乃のル本も。と房挑む銀」ののは、店町主内嶋しまの崎ざき居早さ酒苗なえ屋さ「ん酒。vol.4酒房銀

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