広報ことうら9月号
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ALC赤弁の日5 学校では、児童生徒が食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けられるよう、学校教育活動全体を通して取り組みを進めています。 家庭科や学級活動の学習に栄養教諭が参画し、子どもたちが食について楽しく学ぶ機会を積極的に設けているほか、参観日や学校公開日などを活用し、家庭への啓発に努めています。また、現在の学校給食は、栄養バランスのとれた食事の提供だけでなく、献立を活用した食に関する指導を計画的に行うことにより、食について段階的、継続的に学ぶ時間となっています。 赤碕中学校では、食育教育の一環として、年3回「ALC赤弁の日」として生徒ができる限りお弁当作りに関わる日としています。  ALCとは赤碕(Akasaki)、ランチボックス オブ(Lunchbox of)、コミュニケーション(Communication)の頭文字をとったもので、家族との会話を楽しんだり、一緒にお弁当作りをしたりすることによって、より豊かなコミュニケーションが生まれることを願ってつけられました。  この取り組みでは、おにぎりを作ることは最低限とし、さらに2年生はおかずを1品、3年生はおかずを1品以上作ることを目標として取り組んでいます。  船上小学校では4年生がごみの減量化など環境に関する学習を行っており、出前授業として町の担当者が町の取り組みについて説明を行いました。 その中で「食品ロス」の削減についてもお話しし、学校給食や家庭の食事で好き嫌いで食べ残しをしないこと、家族にも呼びかけていくことは児童の皆さんにもできるのでは、と投げかけました。身近にある「食」と自然環境が大きく関わっていることを、年齢を問わず今後も啓発していきます。「すききらいなくなんでもたべよう」小学校2年生 学級活動町職員による出前授業「クッキングはじめの一歩」小学校5年生 家庭科地元産品を使った惑星コトウラ給食小中学校での食育食品ロスの削減

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