琴浦町の労働力率※ベテラン社員の声土木の現場監督/女性若手社員の声①担当業務②仕事とプライベート③「あなたらしさ」をさらに磨くために①担当業務②仕事とプライベート③「あたらしい」社会への期待 平均では、いずれも琴浦町の労働力率が高いことがわかります。女性については全国的に、結婚、出産、子育て期は就業者が減るため、労働力率は30歳代に一度落ち込み、40歳代で再び上昇します。そのため、グラフはアルファベットのMに似た形になることから、M字カーブと呼ばれ、社会的な課題となっています。しかし、グラフを見てもわかるように、琴浦町ではM字カーブはほぼ解消されています。その背景には、子育て支援などを含め、女性が働き続けられる環境づくりが進んでいることが挙げられます。平成27年の国勢調査の結果によると、 総務部で経理など事務全般を担当しています。 業務でわからないことがあっても声を上げやすく、職場の環境が良いため毎日楽しく働けています。休暇も取りやすいため、趣味のDVD鑑賞にも時間を割けて、しっかりリフレッシュできています。 建設業経理検定2級に合格できたので、いまは1級合格を目指して勉強中です。一緒に働くみんなをサポートできるように、キャリアアップを目指します。 業務管理部で産業廃棄物の集計報告や採用、現場の手伝いなど多岐に渡って業務を行っています。 有給休暇を活用して健康管理ができているため、元気に働けています。帰宅後は家事や趣味の動画編集をするなど毎日が充実しています。家事をするようになって料理の楽しさに気づきました。 自分にとっては家事をするのが当たり前の毎日になっていますが、社会全体で男女の固定的役割がなくなり、それが当たり前の世の中になればと期待します。 責任ある立場ですが、周囲のバックアップ体制が整っているからこそ、急な休みが取りやすく、介護を行いながら仕事ができています。 建設業は技術を身につければ女性もできる仕事で、女性監督も増えています。業種や職種にとらわれず、あらゆる分野に誰でも挑戦できるのだと、みんなの意識が変わり、実現していく社会を望みます。50〜54歳55〜59歳60〜64歳65〜69歳70〜74歳75〜79歳80〜84歳85歳以上鳥取県・女琴浦町・男琴浦町・女よこやまとうやさかね5持続可能なまちをつくるには、まちに活気が必要です。そのためには、人の増加が欠かせませんが、企業が元気であること、働く場所を提供できる体制が整えられていることが大事だと考えています。社員一人ひとりが活き活きと働けるように、引き続き男性社員の育児・家庭参画を積極的に進めることで、女性の負担を軽減させ、子どもを産み育てやすい環境をつくるとともに、女性の活躍推進につなげていきます。ハラスメント防止の社員向け研修を定期的に行い、就業中はオンラインでいつでも視聴ができる社員の家庭参画を推進するため、時間単位で有給休暇を取得できるようにし、多くの社員が取得できている男性社員の育児休暇取得を積極的に推進中休暇を取得しやすい環境が整っており、全社員の年間有給休暇取得日数平均は13日子どもが産まれたとき、男性社員のほぼ100%が5日間の慶弔休暇を取得できている。現在、男性社員1名が4週間連続の育児休暇を取得中。その他にも、入学式や参観日への参加など、子どもの成長に合わせて家族との時間を大事にできている社員が多い働きやすい環境づくりが進んでいることから、新卒社員の定着率がアップ平成27年国勢調査就業状態等基本集計(総務省統計局)より※労働力率:15歳以上人口に占める労働力人口(就業者と完全失業者を合わせた人)の割合のことをいいます。(労働力状態「不詳」は除く)完全失業者とは、収入を伴う仕事をしていない人のうち、仕事に就くことが可能で積極的に仕事を探していた人のことを指します。全国平均男性70.9%女性50.0%鳥取県平均男性69.7%女性52.4%琴浦町平均男性72.2%女性53.9%15歳以上の労働力率は次の通りです。120.0100.080.060.040.020.00.015〜19歳20〜24歳25〜29歳30〜34歳35〜39歳40〜44歳45〜49歳全国・男全国・女鳥取県・男年齢階級別労働力率横山 冬耶さん坂根 のぞみさんこんな取り組みをしています男性が多い現場でも女性が働きやすい環境をつくるために、現場には女性用のトイレや更衣室を設置取り組みの効果女性監督が4名在籍し、県内でもトップクラス「あたらしい」社会に向けて馬野建設株式会社業種/総合建設 従業員数/80名Colum
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