広報ことうら5月号
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っ!ゅぎ頭からだげんきもん体操元気な体は元気な脳から♪シリーズ No117 高血圧は脳梗塞や脳出血の危険を高め、これらが直接関係する「脳血管性認知症」を発症する可能性が高くなります。 また、「アルツハイマー病」においても、脳血管の動脈硬化が強く関係しており、高血圧の人はアルツハイマー病の発症率が3倍高まるとの報告があります。 今回は、血圧を抑える効果が期待できる、「呼吸法」と「握力トレーニング」をご紹介します。おなかを大きく動かしての深呼吸① おなかが大きくふくらむように、鼻から息を4秒かけて吸います。①効果!ゆっくりと深い呼吸をくり返すことで、自律神経が密集している横隔膜が大きく動き、副交感神経が優位になります。これにより、血管が拡張して血流が促され、高い血圧が下がりやすくなります。効果!強く筋肉を収縮させた後に緩め、それをくり返すことで血管の柔軟性を高める効果が期待できます。それにより徐々に血圧を下げます。加えて握力向上も期待できます。スー…フェイスタオルを棒状に丸めて上図のように握ります。② おなかをへこませながら、鼻または口から息を8秒かけてゆっくり吐きます。②ハァ~握力トレーニング20秒間タオルを力強く握り、その後に緩めて30秒程度休憩します。これを左右それぞれ2~3セットずつ行います。『高血圧は認知症の危険増』すこやか健康課 中祖直之

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