広報ことうら vol.175
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子どもによる子ども会とは?子ども会とは、地域を基盤とした異年齢の組織です。子ども会活動の中で、子どもたちが自ら話し合い、運営し、活動を振り返ることは、自主性や責任感、自己肯定感などの生きる力を育む大切な機会となります。琴浦町青少年健全育成協議会と町教育委員会では、「モデル子ども会」を実施しています。 これは、「子どもによる子ども会」を推進するため、子どもたちが主体的に企画・活動をしてみたいという子ども会に対し、助成を行うというものです。今年度は2つの子ども会が応募し、活動を行われたので紹介します。問合せ先 社会教育課 52─1161◆活動をしてみて(育成者からの感想)・今までは育成者主体でやってきたが、今回は子どもたち主体でできた。今後の行事も子どもたち主体でやっていきたい。・昨年度に引き続き2回目の子ども主体でのクリスマス会だったということもあり、昨年度よりスムーズに企画会議もイベントも進めることができた。この活発な動きをこれからの活動にも生かしていきたい。◆魅力ある子ども会に 子どもたちが主体で進めると、トラブルや慣れないことに時間がかかったりすることもあると思います。しかし、失敗から次に生かす工夫を考えることや、下級生は上級生の姿からいろいろなことを学ぶことができます。子どもたちの健やかな成長のために、子ども会活動を子どもに任せてみませんか。※ジュニア・リーダーとは 子ども会活動を支援し、地域のイベントなどにスタッフとして参加したりする中高生ボランティアです。 クリスマス会を開催しました。 2年連続でのモデル子ども会としてのイベント開催ということもあり、企画会議では当日の役割分担、班のバランスなども考えながらイベントについて話し合っていました。アイシングクッキーづくり、ビンゴゲームなどをすることになり、プレゼントの買出しやチラシも自分たちで作成。小さい子でも楽しめるよう高学年が付き添いながらゲームをしている様子が見られました。 クリスマス会を開催しました。 企画会議で話し合った結果、カレー、ナン、ポテトサラダを調理して食べることになりました。5、6年生と琴浦町※ジュニア・リーダーが中心となり、それぞれの役割に分かれ調理を行っていました。 初めての子ども主体での活動ということもあり苦戦する様子も見られましたが、時間内に完成し、食べることができました。子どもによる子ども会目指そうガーデンヒルズ子ども会三保子ども会ことうら 2019. 33今月のイチオシニュースSpecial News

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