広報ことうら vol.175
10/20

 1月29日(火)に、株式会社チュウブの小こ柴しば雅まさ央お代表取締役社長から、書籍と5万円分の図書券が寄贈されました。 寄贈された書籍は、芝の生産から販売、施工、メンテナンスなどを一貫体制で行っているチュウブを題材としたものです。 小柴社長は、「琴浦町での芝生産の歴史や、チュウブという会社を知っていただき、校庭の芝生化などで身近になっている芝に興味を持ってほしい」と語られました。 書籍は、図書館本館、分館のほか、小中学校の図書室にも置かれる予定です。 約100年前の1918年に琴浦町赤碕沖で貨物船が遭難し、亡くなった韓国の乗組員 李い歳さい元げんさんの霊を慰める供養祭が2月18日、月の輪川河口西側にある供養塔で開催されました。この供養塔は、地元に住む岩いわ田た弘ひろしさんが建立されたもので、地域の人々と共に長年にわたり弔いを続けておられます。供養祭の当日は、取組みに感銘を受けた駐神戸韓国総領事館の関係者も参列され、地元の住民たちと線香や花を手向けられました。中心として活動する岩田さんは、「遭難時、李歳元さんは亡くなられたが、残りの14人の乗組員は下市集落の人たちが救助し、氷のように冷たい船員の体を交代で抱きかかえて温められた。このような温かい話が後世に伝われば」と述べられました。 町内の各小学校で、小学校6年生を対象とした租税教室を開催しました。浦安小学校(12月11日)と赤碕小学校(1月25日)では本町の税務課職員が講師となり、DVDやマグネットシートを教材に授業を進めました。 児童は、固定資産税や消費税など、税にはいろいろな種類があること、集められた税金が学校や道路など身近なところで使われていることを熱心に学びました。 授業の最後に1億円分のレプリカのお札が登場し、児童はその大きさや重さに驚き、歓声を上げていました。赤碕沖遭難事故を後世に伝える小学生が税について学ぶ租税教室を開催芝を全国へ 株式会社チュウブ町へ書籍と図書券を寄贈左から 小松町長、小柴社長、小林教育長お札のレプリカで1億円の重みを実感供養塔に手を合わせる参列者H31.3.110まちの話題マチカドMachikado News

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る