広報ことうら vol.174
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「手で伝えるキモチ」岸きしだ田 敏としこ子さん 86歳(赤碕)発見くひと 輝あなたの周りの素敵な人を紹介します発行:琴浦町 編集:企画情報課 〒689-2392 鳥取県東伯郡琴浦町徳万591-2 TEL (0858) 52-2111(代表) FAX (0858) 49-0000琴浦町ホームページアドレス http://www.town.kotoura.tottori.jp/ 毎月1日発行 印刷:今井印刷株式会社 毎月、表紙裏でも手話の紹介をしていますのでご覧ください。 手の動きで会話ができる「手話」は、ことばの1つ。講演会、病院など、いろいろな場面で手話が必要となっており、その重要性が見直されつつあります。 「パフォーマンス」というカタカナは、どう伝えると思いますか。一文字ずつ手話にするのではなく、「表現」と伝えるそう。中学校3年生の国語の教科書を丸暗記するくらい、国語の力が重要となります。 手話サークル「すずらん」では、簡単な手話から通訳まで、それぞれのレベルに合わせた手話が勉強できる場です。サークルは結成から25年が経ちますが、岸田さんはそれ以前からボランティアとして活動されていました。初めて手話をしたとき、「これが言葉なんだ!踊りみたい!」とびっくり。幼い頃に踊りをされていたので、手話に親近感がわいたそうです。 特別な思い出は、「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」に出場した琴の浦高等特別支援学校の手話指導。「社会に対する感謝」を表現した彼らのパフォーマンスは忘れられない、と語る岸田さんの目には光るものが……。 「コタツで長生きしても、おもしろくない」と話す岸田さん。家で過ごすことの多い、ろう者の友達を外出させたい。その思いで、今日も手話サークル「すずらん」で手話をされています。発行:琴浦町 編集:企画情報課 〒689-2392 鳥取県東伯郡琴浦町徳万591-2 TEL (0858) 52-2111(代表) FAX (0858) 49-0000琴浦町ホームページアドレス http://www.town.kotoura.tottori.jp/ 毎月1日発行 印刷:今井印刷株式会社蓮れんげ華と雷らい文もんという特徴的な文様の組み合わせがあります。この文様は非常に珍しく、近畿地方(21遺跡)を中心に東海地方(2遺跡)、北陸地方(3遺跡)でみつかっていますが、中国地方よりも西の地域では斎尾廃寺跡でしかみつかっていません。 斎尾廃寺が造られたとき、一体何でこの瓦が使われることになったのか……謎が多いお寺です。斎尾廃寺跡の逸品!珍品!2 今回は、斎尾廃寺跡の瓦のお話です。多くの皆さんのお宅の屋根の瓦は、仏教とともに朝鮮半島から日本に伝わりました。斎尾廃寺では7世紀後半(1,350年ほど前)の瓦が出土しています。 現在の住宅では、瓦は桟さん瓦がわらと呼ばれる「へ」の字状の瓦を重ねていますが、昔は丸瓦と平瓦という2種類の瓦を重ねていました。 斎尾廃寺跡では、建物の軒先に葺ふかれた軒のき丸まる瓦がわらに斎さいのお尾廃寺跡・大おおたかのかんが高野官衙遺跡斎尾廃寺跡出土軒丸瓦斎尾廃寺跡出土軒平瓦琴の浦高等特別支援学校の皆さんと

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