広報ことうら vol.173
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〜思いをカタチに〜 地域おこし協力隊を卒業した3名の元隊員は現在も琴浦町に住みながら活動をしています。今、そして今後について話を聞きました。現在、どんな活動をしていますか?荻野 「ほうきのジビエ推進協議会」の事務局兼アドバイザーをしています。狩猟者・食肉処理場・飲食店と連携して、ジビエの認知度向上やイメージアップを図るため、中西部を飛び回っている毎日です。イメージアップの一環として町内の保育園でお話やアドバイスもしています。また、琴浦町の移住定住アドバイザーでもあるため、移住者の立場からイベントなどに参加し、移住希望者にアドバイスをしています。高橋 カサドールという狩猟団体の代表をしており、狩猟やジビエに関する情報共有や若手の育成などに取り組んでいます。イノシシの皮を利活用して、商品開発から販売までしています。また、現在も罠で狩猟をしていますが、狩猟のセンスはちょっと・・・育成をする方が向いているかもしれません。河島 卒業してまだ4カ月ですが、鳥の巣(日替わり店長の店)の運営は今も継続しています。また、全国の地域おこし協力隊が情報共有できるオンラインコミュニティを運営しています。試行錯誤の結果、自分は「だれかの夢を応援する側に立ちたい」と思うようになり、誰かの後押しをできる仕事を考えています。卒業前に浦安駅前の活性化のため、住民と一緒に商店街のPR用ポスター・パンフレットを作成しました。将来の夢は?荻野 ジビエに関する活動を続けていきたいですね。SISIクリーム(イノシシ油を使った革製品用クリーム)の製造・販売も続けていきたいし、イノシシの油・皮・お肉まで丸ごと一頭を利活用していきたいです。高橋 自分が住んでいる地域(公文)が住みやすい地域になるようにお手伝いをしていきたいです。狩猟のために銃の免許も取りたいですね。今後も琴浦町に住み続けたいです。河島 大きな夢は世界平和。個人的な夢は幸せな家庭をつくることです。全員(笑)河島 いくつか計画していることがあります。そのうち皆さんにお見せできる日が来ると思います。乞う、ご期待。※ジビエ…狩猟で得た自然の野生鳥獣の食肉のこと卒業隊員のみなさん、ありがとうございました!浦安駅前のPR用パンフレットSISIクリーム河島匠さん(兵庫県出身)高橋龍太さん(大阪府出身)荻野裕子さん(兵庫県出身)里山保全や「有害鳥獣対策」として狩猟に挑戦(罠の免許を取得)琴浦町のPRとして「じゃない方の浦安」の作成や、SISIクリームの開発日替わり店長の店「鳥の巣」の運営や浦安駅周辺のPR用パンフレット作成イノシシの革問合せ先  企画情報課  52│1708ことうら 2019. 19

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