11月23日に認知症による行方不明者をできるだけ早く安全に保護する体制の構築、また認知症の正しい理解と対応を学ぶことを目的に模擬訓練を実施しました。当日は、地域住民、消防団および施設職員など各種関係団体から85名が参加。 訓練では、防災無線とトリピーメールで行方不明者の情報をキャッチした地域の区長さんが部落内放送を流し捜索協力を呼びかけ、集まった地域の人で班体制を組みそれぞれの地域内を捜索し実践に即した訓練を行いました。 捜索終了後の意見交換会では、「事前に地域でどのように動くのか話し合っていたが、実践ではうまく連携が図れなかった。今後、検討していきたい」「平日の捜索となると協力できる人は限られている。地域でどのように協力体制を図るか検討する必要がある」など訓練を通して実践でどのように協力できるのか、それぞれの地域で考えるきっかけとなりました。今後も訓練を通して、地域住民の認知症に対する理解の普及と地域で支えるネットワークの構築に取り組んでいきます。 生活道路の安全対策として、琴浦大山警察署管内の八橋地区に県下17カ所目となる「ゾーン30」が整備され、11月19日に開設式を行いました。 開設式では、学校関係者、八橋地区住民などに対し、「ゾーン30」について説明した後、琴浦大山警察署のマスコットキャラクター「琴浦大山なし奉行」と規制区域内を通学路として利用している児童が区域内に設置された規制標識の除幕を行いました。区域内を走行する際は、歩行者の安全を意識した運転をお願いします。八橋地区に整備「ゾーン30」でまごころ運転認知症高齢者等SOS見守りネットワーク模擬訓練を実施!ゾーン30……道幅の狭い道路を猛スピードで走る車から歩行者を守るため、区域内の車の最高時速を30キロに抑制する取り組み。H31.1.110まちの話題マチカド
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