広報ことうら170
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地域おこし協力隊Facebook 3年前の9月末、ワクワクする気持ちと、不安をかかえて琴浦町にやってきました。 最初は、大好きなアウトドアで琴浦町を盛り上げていこうと試行錯誤しました。しかし、自分のやりたいことが町おこしになるわけじゃなく、さらに自分自身の三年後という未来が見えず、後悔と孤独感が押し寄せてきました。 しかし、そんな僕の支えになってくれた人がいました。会ったときに、『がんばれよー』と声をかけてくれる町民さん、同じ志を持った仲間。ありのままの僕と対話してくれる役場職員さん。そんな周りの人々のおかげで、自分自身と向き合い、立ち直ることができました。立ち直らせてくれた、見つめ直させてくれた「琴浦の人」。 このとき初めて「琴浦のために何かしたい!」と心の奥から思い、自分ではなく、「琴浦の人」が輝ける場所として、「日替わり店長のお店、鳥の巣」をオープンしました。オープンから約1年半、気づけばとても多くの人に訪れてもらい、新しい仲間とも出会い、町内外の人々から「琴浦町って面白そうだよね」と言われたりするようにもなりました。 この三年間のうち、出会った人たちの誰一人かけていても、今の僕はなかったと思います。多くの人から影響を受け、助けられ、怒られ、褒められ、今の河島匠はできています。本当に、三年間ありがとうございました。        河島 匠地域おこし協力隊としての三年間を終えて ─河島匠隊員 卒業─第3期生河島 匠ことうら 2018. 103今月のイチオシニュースSpecial News

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