広報ことうら169
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 文化庁の文化審議会は、今年7月に金平家住宅主屋を含む209件の建造物を登録有形文化財にするよう文部科学大臣に答申しました。 金平家住宅主屋は、明治18年頃に建てられ、寄よせ棟むね造り茅かや葺ぶき屋根に箱はこ棟むねを載せた、この地方では伝統的な農家建築の形式を示しています。神の間などに設けられた框かまちには格式を感じさせる装飾が施されています。 現当主の金平坦ひろしさんは、地域の伝統的な茅葺き技術を伝承する活動を熱心にされています。 ※登録有形文化財…近年の国土開発や都市計画の進展、生活様式の変化などにより、消滅の危機にさらされている近代などの文化財建造物を後世に継承していくために作られた制度。 6月24日(日)、町内の外国人を対象とした交流のつどいを開催しました。午前中は船上山のダム湖でカヌー・いかだ体験を行いました。はじめて体験する人が多い中、しばらくすると扱いに慣れ、自由にダム湖を回ることができるほどになりました。また、午後からは国の重要文化財である河本家住宅へ行き、昼食・抹茶体験を行いました。貴重な機会ということもあり、子どもから大人まで終始会話が尽きない楽しい交流となりました。 赤碕中学校の英語指導助手(ALT)として活躍されたヘイリー・ロスキーさんが7月にアメリカに帰国されました。 後任として、新たにリーナ・グレイズさん(米国出身)が着任されました。リーナさんには町内の小・中学校、保育園などで、英語の授業や国際理解を深めるための活動をしていただきます。金かね平ひら家け住じゅう宅たく主しゅ屋おく国登録有形文化財(建造物)へ外国人にも暮らしやすい町へ在住外国人交流のつどいよろしくお願いします新しい英語指導助手が着任金平家住宅主屋框の装飾ダム湖でカヌーやいかだ体験を楽しむ参加者新しい英語指導助手のリーナ・グレイズさんことうら 2018. 99Machikado News

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