広報ことうら169
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がん検診 未来の自分にできること~9月は、「がん征圧月間」です~こころの健康大丈夫? 心の不調に気づいて~9月10日から16日は自殺予防週間です~ こころの健康を保つためには、ストレスに立ち向かう抵抗力(ストレス耐性)を高めて、ストレスに上手に対処することが大切です。「規則正しい生活」「バランスのとれた食事」「十分な睡眠と休養」はストレス耐性を高めます。ストレスでこころが疲れ切ってしまうと、憂うつな気分や意欲の低下といった心理状態が続くだけでなく、脳のエネルギーが欠乏し、自然治癒力を妨げることもあります。うつ病リスクはすぐそばに うつ病を引き起こす原因はひとつではありません。非常につらい出来事が発症のきっかけとなることが多いのですが、それ以前に、病気や過度のストレスなど、生活の中で起こるさまざまな要因が複雑に結びついていることもあります。 あなたは眠れていますか?不眠は自覚しやすいこころの不調です。こころの不調に早めに気づく こころの不調は、自分ではなかなか気づきにくいものです。また、気づいたとしても、一人で悩みを抱え込んでしまうことも少なくありません。そのため、周囲が「いつもと違う」変化に早めに気づくことが重要です。家庭や職場などで互いに声をかけ合い、専門機関などへの相談をすすめましょう。 うつ病は治せます。【相談窓口】・鳥取県立精神保健福祉センター 0857─21─3031・中部総合事務所福祉保健局 0858─23─3147・琴浦町子育て健康課 0858─52─1705・鳥取いのちの電話 0857─21─4343・自殺予防いのちの電話 0120─783─556がんは、「万が一ではなく、二分の一」 がん罹り患率(生涯のうちがんにかかる確率)は男性62%、女性46%となっており、日本人の2人に1人はがんにかかるといわれています。がんは他人ごとではありません。誰もがかかる可能性のある身近な病気です。早期がんは無症状! 早期のがんは自覚症状がほとんどありません。この早期のうちに発見できれば、5年生存率が100%近くになります。しかし、早期がんの期間は2~3年と短く、進行がんへ移行してしまいます。 がんから大切な命を守るためには、症状がない健康なときから、定期的に継続してがん検診を受けることがとても大切です。 何ともないから大丈夫ではなく、何ともないからこそ、体の中にがんが潜んでいないか、がん検診を受けて確認しましょう。『大切な家族のために   元気な今こそ がん検診』問合せ先  子育て健康課      52─1705〈第46回鳥取県がん征圧大会〉と き:平成30年9月5日(水)    13:30から15:30ところ:とりぎん文化会館 小ホール特別講演:『消化器がんの最新治療について(仮題)』講 師:鳥取大学医学部病態制御外科学分野 藤原義之 教授※入場無料、どなたでも参加可能「がん」から命を守る2本柱①生活習慣改善(食事・運動・禁煙・節酒・体重管理)②定期的ながん検診の受診胃がん・乳がんの進行度別5年生存率ステージⅠ期Ⅱ期Ⅲ期Ⅳ期胃がん生存率97.1%67.5%45.3%7.6%乳がん生存率99.4%94.1%75.4%33.6%資料:㈶がん研究振興財団『がんの統計’13』進 行ことうら 2018. 913Town News

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