広報ことうら166
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実はとっても身近な病気!~あなたは大丈夫?~ 歯周病は、世界で最も患者数が多い沈黙の病と言われます。歯ぐきなどに炎症が起きる病気で、痛みなどの自覚症状が少なく、静かに症状が進行していきます。成人の約8割が歯周病であると言われ、日本人の成人が歯を失う原因の第一位が歯周病となっています。歯みがきを怠ると誰でも歯周病になる恐れがあります。 あなたは80歳までに何本歯を残せますか?主な歯周病の症状 ◦歯ぐきから出血する ◦歯ぐきの色が赤、紫色 ◦口臭がある ◦歯と歯の間に隙間が目立ち、物が挟まりやすい ◦口が乾燥する ◦歯ぐきが下がってきた(歯が長く見えるようになった)歯周病がもたらす悪影響 歯周病は歯を失うだけでなく、全身の健康に悪影響を及ぼすことが分かっています。狭心症・心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、糖尿病、肥満、肺炎、骨粗鬆しょう症、低体重児出産・早産の原因になるなど、老若男女問わず、さまざまな影響があります。また、歯周病により歯を失い、噛む回数が減ることで、脳への刺激が減り、認知症(特にアルツハイマー型認知症)発症リスクも高まります。歯周病を予防し、良い歯を保つことは、万病予防にもつながります。◆歯周病予防の3か条◆一、正しい歯磨き 歯ブラシは軽く握り、小刻みに動かして、歯を一本ずつ丁寧にみがきます。一、よい生活習慣 運動不足や不規則な食生活、喫煙・ストレスなどは、体の抵抗力を下げ、口の健康状態を悪化させます。生活習慣を見直してみましょう。一、定期的な歯科健診 歯科健診を定期的に受けるとトラブルを未然に防げ、治療期間も短く費用も抑えられます。~6月4日から6月10日は歯と口の健康週間~歯と口の健康週間フェアと き 6月10日(日)    9時〜11時30分ところ 中部歯科医師会口腔衛生センター(倉吉市東巌城町68)内 容 ①歯と口についての各種相談 ②歯科健康診断 ③フッ化物歯面塗布(タオルと母子手帳をご持参ください) ④フッ化物洗口体験問合せ先 鳥取県中部歯科医師会口腔センター22―5472出典:公益財団法人8020 推進財団「永久歯の抜歯原因調査報告書」歯周病から自分を守ろう!お口元気で健康長寿いつもがんばってくれている歯と口に歯周疾患検診のごほうびを! 町では以下の人を対象に、歯周疾患検診を無料で実施しています。この機会にぜひ検診を受けましょう!【対象者】40~59歳の方(昭和34年4月2日~昭和54年4月1日生まれの人)【実施期間】平成30年6月1日(金)~平成31年1月31日(木)【費  用】 無 料【実施医療機関】中部地区および西部地区(米子市・大山町・日吉津村)の歯科医院【方  法】対象者に届く受診券を持って、上記医療機関を受診【問合せ先】子育て健康課 52-1705歯を失う原因歯周病42%むし歯32%破折11%その他13%矯正1%無効・無回答1%ことうら 2018. 611Town News

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