広報ことうら163
4/26

小松弘明新町長が就任 任期満了に伴う琴浦町長選挙が1月23日に告示され、小松前琴浦町副町長のほかに立候補者がなく、無投票で当選となりました。 新しく町長となった小松新町長が、今後の町政への抱負を語ります。次世代へ 住んで楽しいまちづくり(琴浦町維新元年)  琴浦町政を担うにあたり、ひと言ごあいさつ申し上げます。 当面の課題としては、人口減少、少子高齢化が問題として挙げられます。具体的には、労働人口の減少により、地域の活性化が失われることへの危機感であります。地方においては、高度経済成長期に都会と同じ機能を求めて、多くの公共施設が整備されてきました。今後は、それら施設の維持管理も含め、『戦略的に縮む』ことは避けて通れません。 地方は都会に労働力を供給してきました。しかし、今後は地域の特色を生かして都会から人を呼び込むことが、解決策の1つだと考えます。  そのためには、そこに住んでいる住民が輝き、住んで楽しいまちになることが、第一歩と考えています。それを実現するために、下記3つの創造政策を柱として考えました。これは、米子市出身の経済学者、宇沢弘文氏が提唱された『社会的共通資本』を元に、地方でもできる資本整備を少しでも、実現できることを目指しています。「今だからこそできることを自ら考え、住民は何をし、行政は何を支援して実践していくのか」という、『考動』に邁進したいと思います。 従来の継続ばかりでなく、少しでも新しい取り組みを進める町の維新元年としたいと考えております。今後とも町民の皆様が住んで楽しいまちづくりを進めますので、多くの知恵と力をいただけるよう、ご協力よろしくお願い申し上げます。3つの創造政策教育:ひとづくり   素直な心を持った子どもづくりへ環境整備産業:しごとづくり   町が原料生産、加工、販路開拓までの一貫体制構築を支援   (電子取引の検討) 協働:まちづくり   住んで楽しいまちづくりへ   特に「健康寿命日本一」任期 平成30年2月1日〜4年間4H30.3.1特 集 町長・町議の決定

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る