広報ことうら160
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シリーズことうら教育有害鳥獣の活用を探って高橋 龍太 隊員 いつからか有害だと呼ばれ始めた、鹿や猪といった動物たち。畑や田を荒らす有害の面も確実にありますが、見方を変えて、有益な資源になり得ないかを探る活動をしています。 今年2月から、「カサドール(スペイン語で「猟師」の意味)」という団体を立ち上げました。狩猟技術の向上や情報交換を目的に、鳥取県内の新人の狩猟者3人でスタートした団体です。月に1~2回、鳥取県内のハンターさんに罠の講習をしていただいたり、ジビエ料理店に行ってジビエの勉強をしたりしています。活動するうちにメンバーも増え、現在30代男女を中心に、30人ほどになりました。狩猟免許を持っていなくても、ジビエ料理や野生鳥獣に関心のある人が集まっています。 現在は、「なめす」という作業を通して、猪と鹿の皮を使った財布や名刺入れなどの革製品を作る実験を、メンバーと行っています。まだまだ試行錯誤の段階ですが、肉だけでなく他のものも資源として活用したいと思っています。 メンバーも募集中です。関心のある人がおられたら、連絡をください。毎月シリーズで、隊員たちの日常をお届けします。協力隊!じゃナイトスクープこのコーナーは、地域から寄せられた依頼にもとづいて、地域おこし協力隊員たちが野にはなたれ、世のため、人のため、琴浦町を中心に、この世のあらゆることどもを徹底的に追求するコーナーである。テッテッテレ♪地域おこし協力隊活動日誌vol.20京都から職人を招き、皮なめしを教わりましたふるさとを大切にする子 なかまと共に伸びる子 のびのび元気な子 えいちを極める子 船上小学校では、「地域の歴史や文化、人とのつながりを大切にし、地域の良さに学ぼうとする子」「地域の担い手としての自覚を持ち自分の未来を切り拓いていく子」の育成を目指しています。ふるさとを愛し ともに未来を切り拓く船上の子ども地域に学ぶ全校遠足 毎年、春先に全校遠足を実施しています。光の鏝絵や葦原神社、河本家住宅などの地域の歴史や文化、人とのふれあいを大切にし、以西、成美、安田の3地域を順に巡っています。地域の人に支えられてできる行事の1つです。NエヌIアイEイー(新聞を教育に)の取り組みも始めています。新聞を読むことで、地域・社会への関心や理解を深めるとともに、社会の出来事を自分のこととして考える子どもが増えてきています。地域の財産(もの・ひと・こと)に学ぶ体験活動 年間を通した米作り、ミニトマト栽培の学習、駐在所員との学習、学芸員との地域の歴史学習、町探検での座禅体験など、学年ごとに地域にあるものに触れ、人と関わる取り組みを行っています。記事から探そう、鳥取県の魅力再発見!(5年生)親子で「お気に入りの記事」を手紙にして交換(4年生)新聞すごろくに挑戦!(2年生)いつでも どこでも だれでもNIE家族参観日船上小H29.12.120■■シリーズことうら■■

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