広報ことうら159
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●早期健全化基準(イエローライン)  各比率が早期健全化基準を上回る場合、財政再生団体となる可能性があるため、財政の早期健全化のための計画を定めなければならない。●財政再生基準(レッドライン)  各比率が財政再生基準を上回る場合、財政再生団体となり、地方債の発行などの制限を受けます。●標準財政規模  地方公共団体の標準的な状態で通常収入されるであろう経常的一般財源の規模を示すもので、標準税収入額などに普通交付税を加算した額。■用語の説明●実質赤字比率  一般会計などを対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率●連結実質赤字比率  全会計を対象とした実質赤字額または資金の不足額の標準財政規模に対する比率●実質公債費比率  一般会計などが負担する元利償還金および準元利償還金の標準財政規模に対する比率●将来負担比率  一般会計などが将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率将来負担実質公債費比率※他市町村の財政状況は未発表のため、平成27年度決算で比較しています。1501401301201101009080706050403020100010111312151416低いほど財政状況は良好米子市(H27)倉吉市(H27)北栄町(H27)鳥取市(H27)琴浦町(H27)琴浦町(H28)前年度より改善湯梨浜町(H27)三朝町(H27)平成28年度の財政健全化比率 地方公共団体の財政状況を統一的な指標で明らかにし、財政の健全化などが必要な場合に迅速な対応を取るための「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」(健全化法)により、健全化判断比率などを公表することとなっています。 平成28年度の琴浦町の財政健全化比率は、下記のとおりです。指標名  基準名実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率将来負担比率資金不足比率平成28年度赤字額なし赤字額なし12.0%112.1%不足額なし平成27年度赤字額なし赤字額なし12.0%122.3%不足額なし比較基準早期健全化基準14.29%19.29%25.0%350.0%20.0%財政再生基準20.00%30.00%35.0%基準なし基準なし・平成28年度の決算において、早期健全化基準を超えた健全化判断比率はありませんでした。・実質赤字比率および連結実質赤字比率ともに、ありませんでした。・実質公債費比率は、前年度と同様の12.0%でした。・将来負担比率は、地方債残高の減少などにより10.2%改善し、112.1%となりました。 本町は、道路新設事業や給食センター・保育園統合事業、庁舎建設などの大型投資事業を合併当初から積極的に推進してきました。 結果、地方債の発行が増加し、地方債残高も増額したことにより、実質公債費比率、将来負担比率とも高く推移してきました。 大型事業終了による地方債発行額の減少や財政措置の高い制度の活用により、近年は財政健全化数値も改善しています。◆他市町村との比較○将来負担比率  他市町村に比べると、高い比率となっています。  町税収入などの年収に対し、将来負担するべき金額が高いことを示します。○実質公債費比率  他市町村に比べると、低い比率となっています。  町税収入などの年収に対する借金返済額の割合が、他市町村よりも低いことを示しています。ことうら 2017. 117

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