広報ことうら158
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災害の種類と特徴災害は、いつ、どこで、どのような被害をもたらすかを予測することが難しいものです。災害の種類と特徴を知り、対応準備を整えて身を守りましょう。■ 台風・集中豪雨などの風水害 ■ 台風や集中豪雨では、短時間のうちに大量の雨が降るため、河川の氾はん濫らんや土砂崩れ、がけ崩れなどを引き起こします。また、台風は風による被害が大きく、家屋や樹木などの倒壊被害が発生します。●台風、集中豪雨などの風水害時の対応 ・天気予報や避難指示に従い、早めの避難を心掛ける。 ・夜間の大雨などで避難できない場合、2階などの高い場所に避難する。(垂直避難) ・裏山やがけに面した部屋を使用しない。■ 津 波 ■ 地震が発生した後は、津波に注意する必要があります。 現在、鳥取県津波対策検討委員会が、津波が発生する可能性がある地震震源として予測している断層は、佐渡島北方沖断層、鳥取県沖東部断層、鳥取県沖西部断層の3カ所です。●各断層で地震が発生した際の津波想定結果*津波到達時間、津波高はあくまでも予測です。これを上回る津波到達も考えられます。●津波への対応・到達時間および津波の高さを参考に、避難行動を行う。・海岸をすばやく離れ、高い場所へ移動する。・正しい情報を確認し、冷静に行動する。 (ラジオ・テレビ・防災無線で情報収集を行う)断層第1波到達最大波到達津波高佐渡島北方沖1時間35分2時間47分5.53m鳥取沖東部19分54分1.77m鳥取沖西部5分13分3.17m■ 地 震 ■ 昨年10月21日に発生した鳥取県中部地震は断層の存在が知られていない場所で起きています。いつ、どこで起こるか分からない災害であり、日ごろの防災意識が必要です。●地震発生時の対応 ・身の安全を確保する。  (家具や落下物から身を守ること。   机の下に身を隠したり、座布団や本などを使用し、頭部などを保護する) ・すばやく火の始末をする。(ガス・ストーブの消火、電気器具のプラグを外す) ・出口の確保をする。(建物がゆがみ出入口が開かなくなることがあるので、ドアを開ける)ことうら 2017. 105

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