熱中症特別警報が発表されています
2021年8月6日
熱中症特別警報が発表されています!
35℃を超える猛暑日となります。併せて熱中症警戒アラートが発表されている場合は、命に関わる危険な暑さが予想されますので、十分に注意してください。特に、特別警報発令中での農作業中の重症事例が多発しています。屋外での作業は控え、こまめな水分補給とエアコンの使用により、体調管理に十分注意してください。
【従来からの熱中症予防行動の徹底】
1.暑さを避けましょうこまめに水分を補給する
- のどの渇きを感じなくても、こまめに水分を補給しましょう。(一般的に、食事以外に1日あたり1.2Lの水分摂取が目安とされています)
- アルコールやカフェインは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうため、水やお茶等で!
- 汗をたくさんかいているときは、スポーツドリンクや塩分を含む飴などで水分と一緒に塩分をとりましょう。
2.室内環境を整える
- 熱中症は室内でも発生することがあるので、室内温度も気にかけてください。特に高齢者の自宅や屋内で重症化する事案が多発しています!
- エアコン・扇風機・すだれ等を利用し、涼しい環境を作りましょう。
3.外出時に気をつける
- 日陰を選んで歩く、日傘や帽子などで、日差しをさけましょう。
- 通気性・吸湿性・速乾性のある衣類を選ぶ、黒色・ネクタイ・えりのある服装を避ける等、服装も工夫しましょう。
- アラートが発表されたら、不要不急の外出はできるだけ控えましょう。
4.体調に気をつける
- 長時間活動し続けることのないよう、無理をせずに、こまめに休憩を入れましょう。
- 保冷剤や冷たいタオルなどで、体を冷やすことも有効です。また、上手に発汗して暑さに慣れやすくするためにも、日頃から夏の暑さに負けない体づくりをしましょう!
5.天気予報・熱中症情報に注意する
- 天気予報や熱中症警報などの熱中症に関する情報を活用して、十分な対策をとりましょう!
高齢のかた・小さなお子さんは、特に注意!
○高齢のかた
温度に対する感覚が弱くなるために、暑さや体の水分不足を自覚しにくく、体から熱を逃がしにくくなります。
のどが渇かなくても水分補給したり、上手に室内温度を調整すること等が大切です。
○小さなお子さん
体温調整機能が十分発達していない上、身長が低い(地面が近い)ので大人が感じる以上に暑い環境にいます。
顔色、汗のかき方など、お子さんの健康観察を十分行い、汗を蒸発しやすい服装選びに注意ましょう。
【熱中症の症状】
軽 症
- たちくらみ、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の汗をかく
中等度
- 頭痛、はきけ・嘔吐、体がだるい
重 症
- 意識がない、けいれん、体が熱い、
- 呼びかけに対する反応がおかしい、まっすぐに歩けない
【熱中症にかかったと思ったら】
- 日陰で風通しのよい場所へ避難させ、すぐに体を冷やしましょう。
- 自力で水が飲めない、返事がおかしいなど重症の場合はすぐに救急車を呼びましょう!
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