広報ことうら vol.172
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 平成20年に自主防災組織を立ち上げ、10年にわたり地域防災に取り組んでこられた港町和田会長に話を聞きました。港町自治会概要48世帯、118人。高齢化率 42.4%沿岸部に位置し、津波と土砂崩れにも警戒が必要な地域となります。避難場所・避難経路・消火栓などを写真で表示琴浦町自主防災組織結成促進補助金《概要》・新たに結成された自主防災組織に対し、結成当初に必要な防災資機材の整備に対する補助金を交付する。・補助限度額は100,000円※結成年度は琴浦町自主防災組織防災資機材整備事業補助金を使えません(31年度で終了)。《経費対象》ヘルメット、防火衣、ジャッキ、担架、メガホン、トランシーバー、腕章、活動服など琴浦町自主防災組織活動促進奨励金《概要》 防災訓練および研修会を年2回以上実施した自主防災組織に対して年度1回奨励金を交付する。《交付基準》・参加者の合計が100人以上  20,000円・参加者の合計が100人未満  10,000円命を守る 地域の力自主防災組織各種補助金自主防災組織 自主防災組織とは、地域の人々が自主的につくる、防災活動を行う組織です。町内ではすでに52部落(42組織)が立ち上がっていますが、全体では約3割にとどまっています。上手に活用お得な制度災害時に誰に助けられましたか?消防などの救助隊約8,000人家族や近所の人約27,000人上のグラフは阪神・淡路大震災における救出の実態です。 → 約8割が住民により救出大災害直後の活動が明暗を分けます!地域の力で救える命があります。組織体制 年ごとに変わらない組織 消火班・情報収集班など5班に分かれ、それぞれの班長は年ごとに交代することなく、固定することで継続性、団結性が保たれています。また、各班長は日中、家にいる人を選び、いつ何どきでも動ける組織体制にしました。情報共有 「支え愛マップ」で一目瞭然 独居や高齢者世帯など色分けした手作りのマップを作成し、各世帯に配布。消火栓や避難所の位置、避難経路を住民に知らせています。▲支え愛マップ(各家庭に配布、公民館に掲示) 公民館にも大きく掲示してあり、集まるたびに確認できるようになっている▶自主防災組織図、緊急時連絡先が誰にでもわかるように掲示されています(公民館)▲独居や高齢者世帯が色分けされ一目瞭然教えて!自主防災組織港町自主防災会編H30.12.16特集 消防・防災

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