広報ことうら155
8/22

孵化棟育成棟出荷棟出荷施設鳥取林養魚場の施設をご紹介します 赤碕新港には、主に「孵ふ化棟」と「育成棟」の2つの施設が建設されています。 孵ふ化棟は、卵の導入から5グラムまでの大きさの稚魚まで育成する4、5カ月の間利用する施設です。1月末日に卵を導入し、2月初旬に孵ふ化が始まりました。現在、稚魚はすくすくと成長し、6月8日現在、約12センチの大きさまで成長しています。今後しばらくは、8つの水槽でRASシステムを利用して稚魚を育てていく予定です。孵ふ化棟 育成棟は現在建設中で、8月に完成予定です。中には直径14メートル、深さ5.4メートルの日本最大の水槽を4つ設置しています。ここでは、5グラムの稚魚を3〜4キロの成魚まで育成します。育成した稚魚の一部はそのまま弓ヶ浜水産へ出荷する予定です。 魚の出荷は、運搬船によって出荷されます。出荷はトラックなどを利用した陸上輸送が一般的ですが、赤碕新港の地理を生かした船による運搬を行うことで、運搬コストを抑えるだけでなく、良質な魚を傷つけることなく運搬できると期待されます。育成棟水槽内の酸素量や餌の管理も全てコンピューターで行います。H29.7.18特 集 鳥取林養魚場 始動

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る