広報ことうら155
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林養魚場、鳥取へ進出する 林養魚場はもともと福島県にありましたが、平成10年に発生した大水害や平成23年に発生した東日本大震災後の影響など天変地異に影響され、風評被害などの問題を抱えていました。そこで、リスク分散の観点から新たな候補地の検討と、同時に従来型でなく、効率的な生産システム開発を検討していたところ、同じく東日本大震災がきっかけで鳥取県に進出した日本水産に近場への進出を打診され、鳥取県へ進出することとなりました。 まず、県の水産課が候補地を3、4カ所示し、その中から検討が行われました。さまざまな候補地の中で、特に良質な水が湧き出ており、整備条件に合う場所が現在の赤碕新港であったため、この地に工場を建設することになりました。町と県が後押し調印式の開催 工場の建設に先駆けて平成28年8月2日、役場本庁舎において、鳥取林養魚場と支援する県および町の3者で協定を締結しました。 県と町は、この協定に基づいて同社新工場の円滑な開設や操業開始に向けた後押しをしていくこととしました。 鳥取林養魚場の萩原岳人社長は、「琴浦町をサーモンの発信地にしていきたい」と、今後への期待を述べられました。(右から)平井知事、林養魚場 林会長、鳥取林養魚場 萩原社長、山下町長、林養魚場 林社長ことうら 2017. 75

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