広報ことうら154
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私たちは今日も活動をしています相談された人の○民生委員が訪問に来られを見て声を聞くと元気がでます。(古布庄地区 80代男性)○私は登校班でいつも民生児童委員にお世話になっています。 「おはようございます」と、元気よくあいさつしてもらい、元気が出ます。(八橋地区 小学生)○中部地震のとき、 「大丈夫ですか」と安否確認に来てもらい、うれしかったです。(成美地区 70代女性)〇90歳になり、病院への運転が不安になりました。民生・児童委員さんに町の外出支援サービスにつないでいただき、無事に診療してもらいました。それを機会に、免許証も返却しました。(下郷地区 90代女性)〇自宅で一人で生活をしている母を定期的に見守りや訪問してもらい、本当に助かっています。(安田地区 県外在住息子)「ちょっと来ていな」小倉 照美さん(八橋地区)「おはよー !」一緒にバスを待つひと時山根 礼子さん(以西地区) 私は36年間航空自衛官として国に奉じてきました。今までお世話になった社会に少しでも恩返しをしたいという気持ちから、民生・児童委員も自らの意志で引きうけました。当時有名な教官より「当意即妙」という言葉をいただきました。「その場に応じすばやく機転をきかせ」という意味です。この言葉を信条として民生・児童委員活動をしています。 「ちょっと来ていな」という電話があると、すぐに駆けつけるようにしています。相談は食事のこと、施設入所のこと、お金のことなど多岐にわたりますが、しばらく聞いてあげていると和んでこられます。まったく身寄りのない人だったので、私の訪問を心待ちにしていただいていて、些細なことにもすぐ駆けつけました。その人は亡くなられましたが、ホッとされた笑顔が忘れられません。 「おはよー」毎朝中学生と、スクールバスに乗る小学生に声をかけて見送っています。バスを待っている間に、いろいろと楽しく話をしてくれます。 民生・児童委員になって、まず、「子どもたちを」また「独居の人を」と思い、子どもたちには朝の見送りを、独居の人には訪問をします。不在の家には、訪問したことが分かるように、手紙をポストに入れることにしています。家におられる人には手渡しでお手紙を渡してお話をしています。不在の人からは夜、「お手紙を見ました。ありがとうございます」と電話がかかってきます。何か、ホッと心が和みます。 私の部落では毎月「高齢者のお誕生会」も行っています。みんなで作った料理で会食をしながら、話をし、楽しいひと時を過ごしています。毎日ちょこっとの「こころくばり」を大切にしています。H29.6.18特 集 ひとりで悩んでいませんか?

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