広報ことうら154
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良い歯は一生 歯と口の健歯を失う原因の約7割歯周病とむし歯 口の中には500~700種類の細菌がいると言われ、よく歯を磨く人でも1, 000~2, 000億個の細菌がすみついています。歯を失う主な原因は、これらの細菌感染によるむし歯と歯周病で、約7割を占めています。成人の8割がかかって実はこわい歯周病 歯を失う最大原因である歯周病は、歯ぐきなどに炎症が起きる病気です。成人の8割がかかっていると言われ、自覚症状がないままに進行します。主な歯周病の症状・歯ぐきから出血する・歯ぐきの色が赤、紫色・口臭がある・歯と歯の間に隙間が目立ち、物が挟まりやすい生活習慣病や認知症への悪影響 歯周病は歯を失うだけでなく、糖尿病や動脈硬化、心臓病などに悪影響を与えることが分かっています。歯周病の治療により、血糖値が改善したという報告もあります。歯周病を予防することは、生活習慣病の予防にもつながります。 また、歯周病により歯を失い、噛む回数が減ることで脳への刺激が減り、 認知症発症リスクも高まります。歯周病は脳にとっても大敵です。体の健康と同じくらい、歯と口の健康も大切にしていきましょう。歯周病にならないための1.正しい歯磨き  歯ブラシは鉛筆をもつようにして軽く握り、細かく振動させるように動かします。2.よい生活習慣  運動不足や不規則な食生活、喫煙などは口の健康状態を悪化させます。 生活習慣を見直してみましょう。3.定期的な歯科受診  歯科医院を定期的に受診し、健診やクリーニングを受けるとトラブルを未然に防げ、治療期間も短く費用も抑えられます。~6月4日から10日は歯と口の健康週間~歯と口の健康週間フェアと き 6月4日(日)    午前9時~11時30分ところ 鳥取県中部歯科医師会    口腔衛生センター内 容 ①歯と口についての各種相談 ②歯科健康診断 ③フッ化物歯面塗布(タオルと母子手帳をご持参ください) ④フッ化物洗口体験問合せ先 鳥取県中部歯科医師会口腔衛生センター     22─5472いつもがんばってくれている歯と口に歯周疾患検診のごほうびを 6月から歯周疾患検診を実施します。 無料で受診できるので、この機会にぜひ検診を受けましょう。対象者 40~59歳の人     (昭和33年4月2日~      昭和53年4月1日生まれの人)実施期間 6月1日(木)~     平成30年1月31日(水)検診費用 無 料実施医療機関 中部地区の歯科医院申込方法 対象者に届く受診券を持って、上記医療機関を受診問合せ先 子育て健康課 52-1705出典:公益財団法人8020推進財団「永久歯の抜歯原因調査報告書」歯を失う原因歯周病42%むし歯32%破折11%矯正1%その他13%無効・無回答ことうら 2017. 61%11Town News

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