広報ことうら153
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町民の満足度に関するアンケートの結果から見えたもの本ビジョンを策定するにあたり、町民の皆さんの意向を反映し、将来のまちづくりに活かそうと、町民の満足度に関するアンケートを実施しました。なお、5年前にも同様のアンケートを実施しており、前回との比較もあわせて分析しました。結果では、回答者の86%が琴浦町を「住みよい」と感じており、75%が「これからも琴浦町に住み続けたい」と感じていることが分かりました。町の施策では、「ごみの収集・リサイクル」や「上水道・下水道の整備」、「消防・救急体制」「健康づくりや病気の予防」などの重要度が高く、満足度も高いと評価されています。一方で、「雇用の確保」、「企業誘致や企業活動の支援」、「子どもを産み育てる環境や支援策」、「道路や歩道の除雪対策」などは、重要度が高いが満足度が低く、今後優先すべき施策としてあげられます。また、5年前の調査結果と比較すると、「地域公共交通(JR、バス)の利用のしやすさ」の重要度が高まっています。住民の高齢化により交通弱者が増えており、対策の必要性が大きくなっています。このアンケートの結果を受け、本ビジョンをもとに各施策を具体的に実行し、町民の皆さんのニーズに応えられ、満足度が上がるように、そして、これからもずっと琴浦町に住み続けたいと思っていただけるように、まちづくりに取り組みます。パブリックコメントの実施と結果本ビジョンの素案に対しては、町民の皆さんからの意見募集も行いました。このたび策定した『ことうらまちづくりビジョン』は、これまでの総合計画とは形を変え、「具体性がない」といった率直なご意見もいただきました。また、まちづくりに対しての若い人の意見を聞くことと、若年層にまちづくりについて関心を持っていただくことを目的に、町内の中学校でも意見募集を行いました。中学生ならではの自由な発想や、地域活性化などに対する問題意識を持った、しっかりとした意見の提出があり、今後のまちづくりにも大変参考となるものがありました。まちづくりは全ての人の手でまちづくりが行政によるものではなく、町に関わる全ての人々の手によって行われるためにも、行政の施策・事業の進捗状況、成果などがしっかりと町民の皆さんに見えるよう、広報などを通じてお知らせしていきます。町民の満足度に関するアンケートおよびパブリックコメントの実施結果は町のホームページで公開しています。また、ことうらまちづくりビジョンも、ホームページからダウンロードできるほか、町内各施設にもありますので、ぜひご覧いただき、皆さんにまちづくりにご参画いただけることを期待しています。問合せ先 企画情報課     52─1708コトウライフとは?“コトウラ(琴浦町)”と“ライフ(暮らし)”を合わせたオリジナルの言葉です。だれもが住みたくなる、安心して暮らせるまちづくりを目指します。このキャラクターは?町の人口減対策への取り組みを町内外に広めるためのロゴ。琴浦町の特産である牛と、「琴浦に来てほしい」「住んでほしい」という思いをこめて、招き猫をかけ合わせました。このキャラクターの愛称は『コトにゃん』です。コトウライフキャラクターのご紹介ことうら 2017. 59

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