広報ことうら153
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基本テーマ5地域とつながる明るい行政サービス情報公開制度などの適正な実施と多様な広報手段の活用により、行政情報を町民によりわかりやすく伝えるとともに、さまざまな広聴活動を通じ、町民の意見などを聞くことによって町民と行政との相互理解を深め、透明でひらかれた町政の推進に努めます。また、人口減少社会にあって、町民ニーズの高度化・多様化などに適切に対応するために、効率的かつ効果的な行政の推進や次の世代に引き継ぐ財政基盤を構築し、健全な行財政運営を推進します。行政が地域、ひと、社会とつながり、互いに連携を図りながらまちづくりを推進することができる町政運営をめざします。以上の5つの基本テーマに沿って、計画を推進し、みんなが輝く住み良い琴浦町のまちづくりを進めていきます。慎重な審議を重ねて「琴浦町総合計画審議会」は、町長の諮問に応じ、総合計画の策定に関する事柄について審議するために設置されます。この審議会は、学識経験者、団体代表、公募による町民など11名の委員で構成されました。そして、まちづくりビジョンを策定するにあたり、これまで5回の審議会を開催し、審議を行ってきました。会議の中では、建設的な議論が活発に交わされ、2月23日、町長室にて佐伯健二審議会会長から山下町長へ、審議結果をまとめた答申書が手渡されました。東伯中学校と韓国麟蹄郡新南中学校との交流事業在住外国人交流の集い英語指導助手(ALT)琴浦町広報紙「広報ことうら」 「総合計画は、まちづくりの基本理念で、町政の最上位の方針」という事務局の説明に、思わず背筋を伸ばしました。国で言えば、憲法にあたる。計11人の委員諸氏も同じ気持ちだったようで、計5回の審議会は、真剣かつ活発な議論に終始しました。 私たちが重要視したのは、「今後5年後の琴浦町のあるべき姿」と、「進むべき方向」を町民の皆さんに分かりやすく示すこと。同時に、目標を明確にし、どこまで達成できたかを点検できる計画にすることでした。容赦のない指摘が相次ぎ、原案の大幅な直しが続きました。お陰様で、目的は大方達成できたように思います。 わが町も、少子高齢化や人口減少などの問題もありますが、幸いなことに86%もの町民が琴浦町を「住みよい」と感じています。新しい総合計画が、町民の幸福度アップや町勢の増大につながることを、心から願っています。答申書を町長に提出する佐伯会長(左)総合計画審議会会長佐伯 健二さんH29.5.18H29.5.1特 集 ことうらまちづくりビジョン 策定

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