広報ことうら153
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新たな町としてスタートした琴浦町海と山に囲まれた、自然豊かな琴浦町は、平成16年に旧東伯町と旧赤碕町が合併して誕生しました。両町が一体となった新たな町「琴浦町」の目指す指針として、「自然と歴史が調和した心豊かなふるさと未来」を将来像としてかかげ、第一次琴浦町総合計画を策定し、まちづくりの推進に努めてきました。このたび、平成28年度にこの計画期間の満了を迎え、計画の見直しを行い、平成29年から5年間における、新たなまちづくりの指針を決定しました。新たなまちづくりの指針を決める本格的な人口減少社会の到来、急速な少子高齢化の進行、大規模地震、自然災害の多発化など、社会経済情勢や自然環境が大きく変化し、地方分権社会の進展と地方創生が推進している現在、町の責務と役割は一層高まっています。社会経済情勢や住民ニーズの変化を的確に把握しながら、町民と行政が町の課題や将来像を共有し、協力してまちづくりに取り組むことが求められます。本町では、豊かな自然環境や歴史・文化が根づく、安らぎにあふれたこの町で、子どもから高齢者までが安心・安全に暮らし、輝けるまちづくりを目指し、平成29年度から5年間の町の方向性を示す「ことうらまちづくりビジョン(第二次琴浦町総合計画)」を策定しました。この計画は、地方創生に重点を置き、平成27年に策定した『琴浦町まち・ひと・しごと創生総合戦略』と連動した構成としています。町がどのようなまちづくりを進めていくのか、町のめざすべき将来像を示すまちづくりの指針として、また、一体性をもった計画的な町政の運営と推進のための重要な指針として、町の最上位の方針としています。 ことうらまちづくりビジョンは、まちづくりの基本方針を示すもので、平成27年に策定した「琴浦町まち・ひと・しごと創生総合戦略」と連動し、一体的な構成としました。 この計画は、基本的な理念、方針、方向性を広く全体的に示したものであるため、一般論的、抽象的記述となるものも多くありますが、「琴浦町まち・ひと・しごと創生総合戦略」や各種計画と一体的に活用することで、その具体的な全体像をご理解いただければ幸いです。 ことうら まちづくりビジョン 策定「みんなが輝く住みよい町」を目指して 琴浦町のまちづくりの指針となる「第2次総合計画」として、『ことうらまちづくりビジョン』を策定しました。 琴浦町の目指す「まち」とは? この計画の内容をご紹介します。今こそ着目するべきは、町民力の素晴らしさ琴浦町長山下 一郎H29.5.14H29.5.1特 集 ことうらまちづくりビジョン 策定

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