飼い主のいない猫への無責任な餌やりはやめましょう

2020年6月19日

まわりの方の理解を得て世話をしましょう

飼い主のいない猫を助けたいという気持ちはわかりますが、その猫により被害を受けている方や動物が苦手な方もおられます。飼い主のいない猫に餌やりをされている方にも、猫の管理者としての責任があります。かわいそうな命を増やさないため、地域の生活環境を保全するため、以下のことについてご理解のほどよろしくお願いします。

適切な餌やりを心がけましょう

許可を得た場所で与える

自宅敷地内で与えるか、他人の敷地を使用する場合には必ず事前に許可を得てから与えるようにしてください。

地域トラブルの原因にもなりますので、周辺への影響を十分に考慮し、地域の了解を得るようにしてください。
なお、道路や公共の場所は餌場として適当ではありません。

 

置き餌をしない

餌を置いたままにすると、カラスが散らかす、ハエ等が発生するなどの原因になるほか、新たな猫を誘因する原因にもなります。
決まった時間に与え、食べたらすぐに容器を片付けて清掃をするなど、餌場を清潔に保ちましょう。

TNR後の猫の個体管理のための給餌のルール.pdf(201KB)

フン・尿対策をしましょう

飼い主のいない猫の世話について相談で一番多いのはフン・尿に関する問題です。必ず対策をしてください。
猫のトイレを設置する場合には、市販の猫用トイレを使用するか、敷地内の土を掘り返してふかふかにするなど、猫がトイレをしやすい場所を作りましょう。
また、周辺で猫のフンを見かけたら積極的に清掃をしましょう。

不妊去勢手術をしましょう

猫は交尾をすることで排卵するため、1回の交尾でほぼ100パーセント妊娠します。生後半年位から出産可能となり、1回の出産で2~8匹の子猫を産みます。飼い主のいない不幸な猫をみだりに増やすことがないよう、必ず不妊去勢手術をしましょう。
なお、不妊去勢手術には繁殖抑制以外に、以下のようなメリットがあります。

  1. 生殖器の病気にかかりにくくなる。
  2. 性格が穏やかになり、繁殖期のストレスが軽減される。
  3. オス猫が発情期に行うスプレー尿がなくなり、臭いが軽減される。

 ※手術には助成制度があります。

室内飼育を検討してください

猫自身にとっても、屋外は交通事故や感染症のリスクがあり、良い環境とは言えません。責任と愛情をもって屋内で飼育することを検討してください。

 

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