令和元年度後半に向けて

2019年10月1日

 早いもので、令和元年度も半分過ぎてしまい、残り半年で次年度に向けて構想を練り上げる時期となりました。琴浦町での喫緊課題は、地方創生総合戦略2期を策定することであり、この時に1期目を振り返りながら、琴浦の特色を出したいと考えています。

 そこで重要なことは、住民の声を聴くことであり、今年三月に実施した無作為抽出による公共施設レビュー(評価制度)の活用だと考えています。今回は休日を利用して1012(土)13日(日)の2日間で、9事業の評価をいただく事としております。

 

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 従来行政サービスは豊富な財源の再配分として、要望充足型ではなかったのではないでしょうか。少子高齢化、人口減少社会となり限られた財源を如何にやりくりをして予算配分するには、住民の自助、共助の力を如何に引き出し事業効果の高い事業を実施するのかが問われていると考えます。

    このような観点から10月に実施する事業レビューに引き続き、地方創生総合戦略策定においても、2千名の無作為抽出住民に対してアンケート調査を実施するとともに、11月の2日間住民会議と称して、100名の住民の意見を聴く場面を想定しています。

   事業レビュー、住民会議を前に職員には住民対して今実施している事業について、判りやすい資料を示し説明することを求めています。このことは職員の事業の見直しにつながり、住民の声を聴くことでより良い事業に仕上げることを期待しながら、次年度の予算要求に向かいたいと考えています。

    また、今考えているキーワードは 《経済》《教育》《観光》《健康》 によって【持続可能なまちづくり】に繋げて行くのか、そこにどのような問題があり、解決方法は如何にすべきかを職員とともに考えていきたいと思います。まずは、令和2年当初予算編成にむけて、スタートを切りたいと思っています。

      (写真:923日開催事業レビュー事前研修)       

  

 事業レビュー対象事業  

 10月12日  地域おこし協力隊活動事業、斎場管理、公民館活動、交通費助成制度(4事業) 

 10月13日  シルバー人材センター、社会福祉協議会、商工会、観光協会、白鳳祭